毎日クソ暑いですね~、みなさん夏バテとか大丈夫ですか?
私ikarushは毎日自宅警備しているにも関わらず、7月末頃はガッツリ夏バテ。
「今年ってもしかして冷夏なんじゃね?」という気温から、急に暑くなったのが災いした感じでした。
さて、前回お届けの6月視聴オススメ映画に引き続き、今回は7月視聴作品を紹介します。
まずは日付順に見た映画からご覧ください。
・トランスフォーマー/リベンジ(2009年/洋画/ SFアクション)
・トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年/洋画/ SFアクション)
・トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年/洋画/ SFアクション)
・トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年/洋画/ SFアクション)
・トータル・リコール(2012年/洋画/SFアクション)
・イコライザー(2014年/洋画/クライムサスペンス)
・ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年/洋画/クライムサスペンス)
・聲の形(2016年/アニメ映画/ヒューマンドラマ)
・エリート・スクワッド ~ブラジル特殊部隊BOPE~(2010年/洋画/クライムバイオレンス)
今回は上記見て分かる通り「トランスフォーマー」シリーズをガッツリ視聴しました。
ちなみに3作目の「ダークサイド・ムーン」までは過去に1度見ています。
見ていますが、ストーリーや展開など断片的な記憶しかないので、4作目以降を見るに当たって1作目から見ようかなと思った次第。
なお今回の記事では、今お話したトランスフォーマー・シリーズは除外して(別記事で扱うようにして)、それ以外の映画から「オススメ3作品」をランキング形式にて紹介します。
では早速ランキングから見ていきましょう!
面白かったオススメ映画3選!~2019年7月期 編~
それではランキングの紹介です。
第2位:エリート・スクワッド ~ブラジル特殊部隊BOPE~
第1位:聲の形
なお今回は、漏れた中からのオススメ作品ではなく、当ランキング映画に関連する一部映画をうっすら紹介したいと思います。
第3位:温和な紳士の超絶アサルトテクニック!「イコライザー」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.7)
データ:2014年/洋画/132分/クライムサスペンス
主なキャスト:デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
昼間は生真面目にホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAの凄腕諜報員であったが、今は別の人間として静かに暮らしている。
『イコライザー』あらすじ ―― Filmarks
ある夜、馴染みのカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲っているロシアンマフィアの非道を知ったことから、彼の中で眠っていた正義感が目を覚まし、彼にしか出来ない「仕事」を遂行していく。「仕事」、それは警察が介入できない不正やトラブルを身の周りにあるモノ全てを武器に変え、どんな問題も瞬時に解決すること。
そう、彼は19秒で世の中の不正を完全抹消する男。“イコライザー”であった。
温和な姿のデンゼル・ワシントンが戦う事を決めた途端、スゴ技連発でロシアンマフィアとの戦いに挑むスタイリッシュ・アクション。
ストーリーは分かりやすく、娼婦娘への杜撰な対応に業(ごう)を煮やしたマッコール(デンゼル・ワシントン)が、敵を倒すがその報復に大物が現れて対決するみたいな展開。
映像や音楽が変に出しゃばってなくて、アクションのカッコ良さを引き出すのに一躍買っている感じ。
現在は続編として「イコライザー2」もあるので、合わせて見るのもオススメです!
第2位:本当のファベーラの姿を描いたリアル・アクション・ドキュメンタリー映画「エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.8)
データ:2010年/洋画/115分/クライムバイオレンス
主なキャスト:ヴァグネル・モーラ、アンドレ・ハミロ、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
リオ・デ・ジャネイロ。この街では毎日スラムを根城にするギャングと軍警察との攻防が繰り広げられていた。刑務所暴動事件の失態を受け、リオ・デ・ジャネイロ特殊警察作戦部隊から保安局へと左遷されたナシメント大佐はタンキ地区の警察署から盗まれた銃の行方を追っていた。
『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』あらすじ ―― Amazon Prime Video
FilmarksにせよAmazon Primeにせよ、レビューには「タイトル・ポスター絵と中身が全然別モノ」というコメントが並ぶ。
実際に見てみるとホントその通り。
この映画は過激なアクション映画というよりか、ブラジルファベーラ(スラム街)の真実の姿を知るドキュメンタリー映画のような作品と言えます。
詳しくは映画を見て欲しいんだけど、ファベーラ内の秩序やパワーバランスが警察や軍部主導ではなく、汚職にまみれた政治腐敗を利用したギャングとの癒着があるというかなりおぞましい内容。
ひと言で言えば「パワー(力もしくはカネ)がなければ食われる以外ない」みたいな現実が、ブラジルのファベーラには今もあるんだよという事が語られている作品になっています。
なおこの作品、実は「エリート・スクワッド2」と言うのが原題。
シリーズの1作目は日本でもその昔、宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」で獲得が話題になったベルリン国際映画祭で金熊賞。
この賞を2008年に取得している(千と千尋の神隠しは2002年)。
その地域で住む住民と社会悪が根深く結びついているって意味では、レオナルド・ディカプリオ主演のクライムミステリー映画「ブラッド・ダイヤモンド」なんかとも似ているかもしれない。
ブラッド・ダイヤモンドはそこそこ古い映画ですが、社会に根付く悪が暴かれる過程で、3人の主人公の身が危険になっていくスリルみたいなものがあって、最後までとても見ごたえがあります。
まだ見ていない方はコチラも大変オススメですよ!
第1位:人と人との心の結びつきを模索するドラマ「映画 聲の形」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.8)
データ:2016年/アニメ映画/129分/ヒューマンドラマ
主な声優キャスト:入野自由、早見沙織、悠木碧、小野賢章、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
ガキ大将だった小学6年生の石田将也(CV:入野自由)は、転校生の少女、西宮硝子(しょうこ/CV:早見沙織)へ無邪気な好奇心を持つ。
『映画 聲の形』あらすじ ―― Filmarks
「いい奴ぶってんじゃねーよ。」自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。あの日以来、伝えたい想いを内に抱えていた将也は硝子のもとを訪れる。「俺と西宮、友達になれるかな?」再会したふたりは、今まで距離を置いていた同級生たちに会いに行く。止まっていた時間が少しずつ動きだし、ふたりの世界は変わっていったように見えたが――。
耳の不自由を表す言葉である「聾(ろう)」を「こえ」と呼ぶ本作。
ストーリー的にも、健常制の小学校にろう(耳の不自由)の子が転向してきて、至極想像通りの過酷なイジメから物語が始まる。
物語のテーマとしては、誰がどう見ても「聾」についてなのだが、そこに登場する健常者(※ろうではない人)もまた他者とのコミュニケーションが不得手。
そして誰かを傷つける事で生きて這(は)い上がろうとする、そんな姿にもスポットが当てられ、様々なドス黒いまでの人間模様が描かれる。
この映画を見ていると「日本語を通じて会話する」という事、それは「本当の意味でのコミュニケーションと言えるの?」という疑問を呈しているように感じる。
なぜ人との会話の中で、これほどまでにすれ違いが生まれるのか。
なぜ人との会話の中で、悪者と善者が生まれるのか。
なぜ人との会話の中で、多くを語っても理解しえないのだろうか。
この「映画 聲の形」はそんな疑問についての答えを、「聾の形(こえのかたち)」という作品を通じて見せているように感じる。
人と接するコミュニケーションに難しさや疑問を感じた時、そんなタイミングで見てもらいたい映画。
面白かったオススメ映画3選!~2019年7月期 編~:まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで改めて、今回のランキング作品を再掲します。
第2位:エリート・スクワッド ~ブラジル特殊部隊BOPE~
第1位:聲の形
ちなみにトランスフォーマー・シリーズについて一言いうと、個人的に一番評価が高かったのは1作目で、それ以降は徐々にスコアが落ちていってしまいました。
そう言えば似たようなロボットSFアクションの「パシフィック・リム」も、1作目は良かったんだけど2作目はあからさまなポップコーン・ムービーになり果ててしまって、なんか残念だなぁと思ったり。
前回チラと話をした「ミッション:インポッシブル」や「トランスフォーマー」などは、シリーズ別でのレビューを記事としてまとめて、今後紹介していきたいと思っています。
それではまた!
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