ども、Amazon Primerのikarushです。
今回は「面白かったオススメ映画5選!」という事で、実際に私が2019年6月の期間でAmazon Prime Videoで見た作品をランキング。
みなさんにオススメ出来る作品をランキング形式でお伝えします。
なお私は昔から、あまり映画館に行く人間ではなく、ビデオ(VHS)時代からTSUTAYAやGEOなどでレンタルしてきて映画を見る派。
現在は動画配信サービスAmazon Primeを年契約していて、今(2019/8/6)時点でAmazon Primeで見た作品数が90本になっています。
そして、6月に見た作品は… 18作品!
まずは日付順にて見た作品リストを紹介します。
・悩ましき男たちの肖像(2009年/洋画/ヒューマンドラマ)
・フランシス・ハ(2012年/洋画/恋愛ドラマ)
・パシフィック・リム アップライジング(2018/洋画/SFアクション)
・タイピスト!(2012年/洋画/恋愛コメディ)
・ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない(2014年/洋画/アクションコメディ)
・宇宙人ポール(2010年/洋画/SFコメディ)
・ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年/洋画/スパイアクション)
・市民ポリス69(2011年/邦画/サスペンスドラマ)
・遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年/洋画/ホラー)
・クワイエットルームにようこそ(2007年/邦画/ヒューマンドラマ)
・疑惑(1982年/邦画/サスペンスドラマ)
・茄子 アンダルシアの夏(2003年/アニメ映画/ヒューマンドラマ)
・茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年/アニメ映画/ヒューマンドラマ)
・ツール・ド・フランス2015 オフィシャル・ドキュメンタリー 23日間の舞台裏(2015年/洋画/ドキュメンタリー)
・打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年/アニメ映画/恋愛ドラマ)
・はじまりへの旅(2016年/洋画/ヒューマンドラマ)
・デイブレイカー(2009年/洋画/SFアクション)
みなさんが知っている・既に見た作品は載っていましたでしょうか?
ではまず今回選んだ作品をチェック!
その上で詳細なレビューをお伝えします。
面白かったオススメ映画5選!~2019年6月期 編~
では、まず最初にTOP5の紹介です。
第4位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
第3位:タイピスト!
第2位:疑惑
第1位:はじまりへの旅
また惜しくも漏れてしまった作品の中から、オススメ作品も紹介したいと思います!
ではレビュー付きで5位から順に見ていきましょう!
第5位:狂人達が集う閉鎖病棟の群像劇「クワイエットルームにようこそ」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.4)
データ:2007年/邦画/118分/ヒューマンドラマ
主なキャスト:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょう、平岩紙、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
仕事も恋愛もうまくいかないライターの佐倉明日香(内田有紀)。ある日目が醒めると、白い部屋の中に拘束されていた。そこは閉鎖病棟の中にある、通称「クワイエットルーム」。「食べたくても食べられない」ミキ(蒼井優)や元AV女優で過食症の西野(大竹しのぶ)など、個性的過ぎる患者たちと、冷酷ナースの江口(りょう)。毎日あり得ないことばかりが起こる、サバイバル状態!明日香はどうしてこんなところにいるのか? そして無事に「日常」に戻ることができるのか?!
『クワイエットルームにようこそ』あらすじ ―― Filmarks
前々から人づてで「結構面白いよ」と聞いていた作品。
「クワイエットルーム」という単語も含め、実際見るまでどんな話なのか全く分かりませんでした。
この映画を私個人の言葉で表すと「ナマくてエモい」作品。
映画を見て泣くとかはなかったんですが、感情が心どころかカラダから抜け出して暴れ出すような、そんな作品でした。
見ていて思ったのは主要キャストの演技がみな上手いです。
ストーリーも少しハチャメチャながらAmazon Primeのレビューだったか、作品内の精神科の閉鎖病棟ですが、割と「あるある」な雰囲気であるというコメントも見受けられました。
実際に精神科の閉鎖病棟など行ったことも見た事もないですが、様々な思惑や思考をもった狂人達のドラマを、メンヘラじゃない方も一度見てみる事をオススメします!
第4位:シンジケート編ラストミッションなるか!?「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
Filmarksスコア:★★★★☆(4.0)
データ:2018年/洋画/147分/スパイアクション
主なキャスト:トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
盗まれたプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント(トム・クルーズ)”は回収に成功するが、捕まった仲間の命と引き替えに、敵にプルトニウムを渡してしまう事件が起きた。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』あらすじ ―― Filmarks
イーサンとIMFチームは、標的となった<3つの都市>の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受ける。だがCIAは敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の同行を条件とした。猶予は72時間。
手がかりは“ジョン・ラーク”という正体不明の男の名前のみ。情報を得るため、やむなく収監中の敵“ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)”の脱走に手を貸すが、その影響で味方の女スパイ“イルサ(レベッカ・ファーガソン)”との信頼関係は失われてしまう。イーサンを疑い始めたウォーカーが睨みを効かせる中でのミッション遂行は動きを制限され困難を強いられたが、その確執は高まり、ついにイーサンはウォーカーとの対峙を迫られる。やがてタイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命の中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされる等、いくつもの<フォールアウト(影響)>がイーサン・ハントに降りかかる。
トム・クルーズ主演の世界的ヒット映画「ミッション:インポッシブル」の第6作目です。
ミッション:インポッシブルシリーズはもちろん全て視聴済で、今作は4作目にあたる「ゴースト・プロトコル」から強大な敵として登場したシンジケート編の3作目。
おそらく今回のバトルでシンジケート編は終わり、次回作から新たな敵が登場するものと思っています。
そういう訳で5作目にあたる前作「ローグ・ネイション」から3年が経って公開された今作「フォールアウト」ですが、作品内の時間軸的には、前作から半年くらいしか経っていないようで、視聴者には「前作までの大まかな流れ」をある程度知っている体(てい)で物語が進行します。
とはいえそこはミッション:インポッシブルシリーズ。
パリの市街地でド派手にカーアクションしたり、ネパールの山岳地帯で無謀なまでのバトルをやったりと、アクション映画としての醍醐味は欠かしません。
しかし本当の意味でのストーリーを理解しようと思うと、せめて前作「ローグ・ネイション」や、可能であれば前々作「ゴースト・プロトコル」を見てから、本作「フォールアウト」を見ることをオススメします。
<Amazon Prime Video:その他の作品リンク>
その他のオススメ作品:自転車競技をアニメで描いたヒューマンドラマ「那須シリーズ」
オススメ①:茄子 アンダルシアの夏
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.6)
データ:2003年/アニメ映画/47分/スポーツ・ヒューマンドラマ
主な声優キャスト:大泉洋、小池栄子、筧利夫、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
主人公ぺぺ(大泉洋)はひたすら走っていた。照りつける熱い陽射しの中を、南スペインの乾いた道を。 “ブエルタ・ア・エスパーニャ”。“ツール・ド・フランス”と並ぶ「世界三大自転車レース」の一つ。勝利に恵まれず、レースの真っ只中、解雇を言い渡される。やがて生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかる。そこでは、兄アンヘル(筧利夫)と、かつての恋人カルメン(小池栄子)の結婚式が行われていた。幼い頃、兄と取り合った1台の自転車。そして奪い合った恋人…忘れたい恋、忘れたい戦い、忘れたい土地から、遠くへ行きたい。ゴールへ近づくぺぺの心に様々な思いがよぎる。突然、ネグロという黒ネコが道に飛び出した。予想を裏切り、レースは思わぬ方向へ進んだ。果たしてぺぺに輝きの瞬間は訪れるのだろうか。
『茄子 アンダルシアの夏』あらすじ ―― (C)2003「茄子 アンダルシアの夏」製作委員会
自転車レースを描きつつも、しっかり人間ドラマを見せるドラマ映画。
次作「茄子 スーツケースの渡り鳥」でも主演を演じる大泉洋。
この映画の公開時期などのタイミングを調べたところ、「水曜どうでしょう」の中断期間中に制作された映画のよう。
なお、この作品の声優陣の中で一番上手いと感じたのは、劇中テレビの解説者の方。
調べたら元自転車レーサーの方で、専門用語やレース状況などすこぶる聞きやすく、やはり専門の人間はちがうなぁと感じました。
オススメ②:茄子 スーツケースの渡り鳥
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.6)
データ:2009年/アニメ映画/54分/スポーツ・ヒューマンドラマ
主な声優キャスト:大泉洋、山寺宏一、大塚明夫、坂本真綾、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
宇都宮で開催されるプロレース、ジャパンカップサイクリングロードレースに参戦するため日本にやって来た、チーム“パオパオ・ビール”のぺぺ(大泉洋)とチョッチ(山寺宏一)たち。チョッチは、同郷の先輩で国民的英雄マルコ(大塚明夫)の自殺により、レーサーとしての生活に疑問を感じ引退を考えていた。深い悲しみを胸に秘めながら、決戦の火蓋は切って落とされた。宿敵チーム“ゴルチンコ”との熱い闘いの行方は…?
『茄子 スーツケースの渡り鳥』あらすじ ―― (C) 2007 黒田硫黄・講談社/「茄子 スーツケースの渡り鳥」製作委員会
開催地をスペインから日本の宇都宮に移し、声優陣も主演の大泉洋以外、ベテラン勢で固めた那須シリーズ2作目。
大泉洋と山寺宏一のやり取りは、どこかルパンと次元の声を彷彿とさせてワクワクします。
また坂本真綾の声の演技も上手く、日本人による外国人映画の日本開催というのが違和感あるが、映画ドラマとしてはしっかり見応えがあります。
ちなみにチーム“パオパオ・ビール”の監督とドライバーに、「水曜どうでしょう」のディレクターでお馴染の「藤やん」こと藤村忠寿と、同「うれしー」こと嬉野雅道が抜擢されており、成田へ向かう飛行機内でのやりとりは完全に「水曜どうでしょう」。
と言う訳で、「水どう」ファンには是非見てもらいたい作品であることは確か。
第3位:タイプライターと共に駆け上がる恋愛コメディ「タイピスト!」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.7)
データ:2012年/洋画/111分/恋愛コメディ
主なキャスト:デボラ・フランソワ、ロマン・デュリス、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
1950年代フランス。都会暮らしに憧れて田舎から出て来たローズ(デボラ・フランソワ)は、保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)の秘書に晴れて採用されるも一週間でクビを言い渡される。「ただし──」と、ローズの唯一の才能〈タイプの早打ち〉を見抜いたルイは、彼女と組んで世界大会で優勝するという野望を抱く。1本指打法から10本指への矯正、難解な文学書のタイプ、ピアノレッスン、ジョギング、心理戦の訓練――
『タイピスト!』あらすじ ―― Filmarks
恋愛系かどうかも知らず、タイプライター競技を扱ったドラマくらいの知識で見たんだけど、フタ開けたらお洒落フランス映画のしっかりした恋愛コメディでした。
あまり映画の俳優に詳しくないので、本作品に出ている俳優全く分からないのですが、主演でローズを演じるデボラ・フランソワが、タイプライター競技で目まぐるしく順位を上げて成長するシンデレラ・ストーリーは非常に好感がもて、そしてとてもキュートでカワイイです!
関連するような作品を挙げるならば「ちはやふる」や「ミリオンダラー・ベイビー」。ハートフルって意味では往年の名画「サウンド・オブ・ミュージック」などの雰囲気があります。
フランス産のおしゃカワ映画でキュンキュンしたい人には、是非オススメしたい作品です!
第2位:悪意100%ながら証拠なし!のミステリーサスペンス「疑惑」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.9)
データ:1982年/邦画/127分ミステリーサスペンス
主なキャスト:桃井かおり、岩下志麻、柄本明、森田健作、小林稔侍、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
「彼女が夫を殺したのは間違いない。」10人のうち10人までもが確信する鬼塚球磨子(桃井かおり)の有罪。だが心証的には真っ黒でも何一つ物的証拠がない。果たして検察は、世間は、彼女の罪を立証できるのか。そして、弁護側は―。暴行・傷害・恐喝・詐欺―前科4犯の毒婦と、女弁護士の心理的葛藤・かけひき・せめぎあい。九州で起きた三億円保険金事件をヒントにした話題のサスペンス。
『疑惑』あらすじ ―― (C)1982 松竹株式会社
今でも地上波ドラマで「松本清張」の名前を見る事が出来ますが、本作もその松本清張脚本の作品。
やはり1982年の地方都市(確か舞台は富山か金沢)という事で、映像的にもかなり時代感があり昔の映画であることは否めませんが、悪女:鬼塚球磨子を演じる桃井かおりのクソ女っぷりがマジにイヤらしく、今でもシリアスでクレバーな女優として名高い岩下志麻が、適役過ぎるほどの女弁護士を演じる様がカッコイイ。
また男性俳優陣でも現在もテレビに(たまに)出る小林稔侍や、柄本明、シーンとしてはかなり短いものの名優:丹波哲郎などもしっかりした演技を披露し、映画的に浮ついた雰囲気はなく、見ていても物語の世界にどっぷり浸かれます。
映像的に古い部分を除けば、ち密に組まれたシナリオが秀逸な良質サスペンスドラマである事は確かです!
第1位:「普通」そして「教育」とは何か?閉ざされた森で暮らすオープンな家族の物語「はじまりへの旅」
Filmarksスコア:★★★☆☆(3.9)
データ:2016年/洋画/119分/ヒューマンドラマ・ロードムービー
主なキャスト:ヴィゴ・モーテンセン、ジョージ・マッケイ、サマンサ・イズラー、アナリス・バッソ、他
※ikarushのレビュースコアについては「ikarushの映画評点方式について」をご覧ください
普通ってなんですか?ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキー(アメリカの言語・哲学・社会学などの研究者)は知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…?
『はじまりへの旅』あらすじ ―― Filmarks
「学校や社会は不要」として、森の中での実学を通じての教育をする父と共に暮らす家族の物語。
頭でっかちでもなく、かと言って筋肉至上主義でもない。
しかし社会性に乏しく、社会の中での善悪を知らない家族が、周囲とのズレを感じながらも自分たちのライフスタイルを尊重し、しかしその生活のありかたを少しづつ変えていく様子は非常に見るものを魅了しワクワクさせてくれる。
映画「WILD LIFE」は社会の中での自分の姿を省みて、徐々に大自然と立ち向かっていくストイックな作品だったが、この「はじまりへの旅」は完全に真逆で、大自然の中で育ったある意味“最高峰の知識を備えたターザン”が、人間社会の中で自分の立ち位置を模索するような雰囲気があって面白い。
「良い学校」・「高い偏差値」・「良い大学」、そして「良い会社」。
もちろん現代の日本では、そのような学歴社会は徐々に崩れ出してはいるけれども、そんな社会スタイルこそ是だと思う人に見てもらいたい作品。
面白かったオススメ映画5選!~2019年6月期 編~【Prime Video】:まとめ
いかがでしたでしょうか。
面白そうな作品が見つかったなら嬉しい限りです。
ここでは改めて、今回のランキングとオススメ作品を再掲します。
第5位:クワイエットルームにようこそ
第4位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
第3位:タイピスト!
第2位:疑惑
第1位:はじまりへの旅
ちなみに6月は18本もの作品数ですが、7月は10本。
現8月は未だ1本も見ていないため、毎月このシリーズをお送りするわけではありません。
また、月別ではなくジャンル別、シリーズ別などでのオススメ作品も紹介したいと思っていますので、今回のラインナップで面白そうと思えるものがなかったら、次のレビューを楽しみにしてもらえたら嬉しいです!
では次回、また別のレビューでお会いしましょう!
それでは~。
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