ゲーム実況を動画編集して始めてみた

ども、ikarushです。

この記事は2018/12/11に上げた分のリライト(ブログ記事を書きなおす事)なのですが、当時はゲーム動画を録画編集してを3本作成した状況でした。

本日は2019/3/25で前回から100日ほど経過したのですが、今時点で約40本の動画をYouTubeに公開済み

自分が2018/12以降にUPした動画は全て動画編集ソフトで編集しているものになります。

つまり「ゲームで遊んだだけの動画」ではなく、それなりに編集に時間を掛けているわけです。

ではなぜそんな事が出来たのかと言う話を、

  • ゲーム実況ってやってみたいけどどうやってやるの?
  • ゲーム実況の流れとか知りたい

こんな疑問や視点から、分かりやすく解説する内容をお伝えいたします。

ゲーム実況を動画編集して始めてみた

ゲーム実況の動画編集をスタート

先に結論をお話しすると今現在のやり方は、以下のような手順に従って作業しています。

① パソコンのゲームを録音・録画
(場合によってはオンラインのフレンドと音声チャットで共闘プレイ)

② Adobe Premiere Proで動画編集

③ Adobe PhotoshopでYouTube用のサムネイルを作成

④ YouTubeに動画をUP

また、実際に最近公開した動画も載せておきます。

編集前の動画は2時間ちょっとありますが、途中ネット回線が落ちるなどトラブルがあったため、それら内容を排除して45分程度にまとめています

なお今回は編集の話ではないので、この辺りの事はまた別の記事で書くようにします。

では改めて、ゲーム実況のやり方や流れの解説をします。

その前に「始めたきっかけ」と「挫折」からお話しさせてください。

ゲーム実況を始めたが編集や回線速度でやる気を失くした

やる気を失くした様子

私が「ゲーム実況始めてみようかな~」と思ったきっかけは、「自作しているドラゴンクエストTRPGのプレイ内容を、動画で見てもらったら分かりやすいんじゃないか?」と思ったことが最初でした。

自作ドラゴンクエストTRPG(DQsTRPG)の記事コチラからどうぞ。

ちなみに昔書いたままの記事もあり、見ていただいても全容が良く分からないかもしれません…

ゲーム実況そのものをYouTubeなどで見始めたのは3年くらい前。

ゲーム実況の兄弟こと「兄者弟者(2BRO.)」を見て、こんな上手いプレイで面白そうにゲームする人達がいるんだ!と感じた事が最初です。

そんな事で1年前の2018/3/12に、生まれて初めてのゲーム実況動画を作成しました。

この時は「ゲームをしながら喋るだけ」で手いっぱい。

画像の表示や字幕入れなんて余裕はありませんでした。

「よく分からない・編集しづらい」から始まったゲーム実況

良く分からなくて頭を抱えてしまっている様子

ゲーム実況を始めるに当たって、最初に問題になるのは以下のような点ですよね。

ゲーム実況の最初のWhat
ゲームは何をプレイしよう?

ゲームの録画はどうやれば?

声を録音するための機材や方法は?

字幕とか動画の編集ってどうやるの?

個人的には「常にレベルアップの途中」と捉えていて、テスト程度にUPしていって徐々に上手くなれば良いなと考えています

そのためまずは「やってみる」事を重視しています。

またPC上でのゲームは「Steam」でプレイしていましたし、かなり昔からDAW(PC上で音楽を作るソフト)を触ったり、録音用のマイクも所持していたので機材については問題なし。

なお、この時のゲーム実況関連のソフトや機材は以下の通り。

・ゲーム:Shooty Skies(Steam無料ゲーム)

・ゲーム録画録音:ロイロゲームレコーダー(フリーソフト)

・音声録音:Audacity(フリーソフト)

・動画編集:AviUtl(フリーソフト)

つまり全て無料です。

ネットにつながったパソコンとマイクがあれば出来る環境ですね。

ゲームの録画・音声録音・編集などは、Webで情報を検索。
以下のゲームサイトを見て、参考にしました。

【ゲーム実況全般】VIPで初心者がゲーム実況するには – 動画も生放送も解説

【ゲーム実況動画の流れ】PCゲームのゲーム実況動画の作り方【録画→編集→投稿】

動画編集ソフトのAviUtlが良く分からない

?(良く分からない)

ゲームの録画や録音はそれほど難しくありません。

ゲーム録画録音ソフトのロイロゲームレコーダーや、音声録音ソフトのAudacityはそれなりに使いやすく、初心者の方でも結構カンタンに録音・録画ができると思います。

そのため、録音・録画については、金銭的にも使い勝手の面でも上記ソフトで良いと思います。

ちなみにゲーム実況は「生放送」含め編集をしないものも多くあるため、動画編集をしなくても問題ありません。

じゃぁ何故、動画編集にこだわるのか。

その理由は以下の通りです。

私が動画編集にこだわる理由
・昔から自分の声が常にこもったように聞こえる:字幕で内容を補助したい

・作業的なシーンを無くして提供したい:動画のカットがしたい

・字幕や画像で楽しさ・面白さを強く押し出したい:字幕・画像を載せたい

・挿し絵や音楽を入れるなどの編集がしたい:編集ノウハウをためたい

そんな訳で日本人が作った無料動画編集ソフトのAviUtlを触ったのですが、この設定や操作方法が良く分からない。

ちなみにWebだけではなく書店で本も購入しました。

今現在はAdobe Premiere Proという動画編集ソフトを扱っているため、この本はメルカリで売ってしまいましたが、「初めてやる動画編集を安く・しかしクオリティは高いものを」という方にはオススメの本

上記したプラグインの解説はありませんが、一般的な動画編集視点で網羅的に語られているので、私のような動画初心者でも分かりやすく理解できました。

なお後日、人から聞いて知ったのですがAviUtlには多くのプラグインがあるので、それを追加して動画編集するのが一般的なのだそうです。

いずれにせよ操作方法や使い勝手が自分に合わず、そこで「動画編集は難しい」と考えるようになってしまいました

追い打ちをかける自宅ネット環境

5km制限の標識。これは遅い。

つい数か月前の2018/12中旬頃まで、自宅のインターネット環境は非常に遅い状況でした。

ADSLというものをご存知でしょうか。

今現在主流の光回線の直前、2000年頃に流行り出したネット回線のものです。

私の自宅は築40年くらいの公共団地なのですが、この団地に「光を入れない流れ」が運営団体側で図られ、ごく最近まで回線速度的に陸の孤島でした

数字的に言うと今現在の速度が340Mbps/65Mbpsという速さ(実測値)ですが、当時の速度は11Mbps/0.7Mbps。

ダウンロード速度が現在のおよそ1/30、アップロード速度は現在のおよそ1/92

実際に掛かかった時間をお伝えすると、以下のような事が状態でした。

・PS4版「ドラゴンクエストXI」のダウンロードに掛かった時間:およそ13時間

・PS4版「グランツーリスモsport(体験版)」のダウンロードに掛かった時間:およそ22時間

・昨年末に編集した「Titan Quest」の1本目動画のアップロードに掛かった時間:およそ8時間

こんな状況なので「作っても公開するのが重労働」と感じてしまい、モチベーションを維持するのはが困難となりました。

ちなみに陸の孤島的状況ですが、YouTube動画の視聴やAmazon Primeの映画鑑賞、ドラクエ10(オンラインゲーム)は全く問題なくプレイしていましたので、日常生活の中でストレスがあったのは大きなファイルのアップロード/ダウンロードのみでした。

続・ゲーム実況を動画編集して始めてみた

動画編集ソフトを変えて、ゲーム実況の動画編集をリスタート

昨年の3月頃にゲーム実況動画をやってみたものの、編集が上手くいかず断念。

しかし「もっとAviUtlの知識を深めたら」や「もっと使いやすいソフトに出会えれば」など、別のやり方を少しずつ模索していました。

そんな折、Adobe Premiere Proなる動画編集ソフトの月額使用料が安くなるセールがあるという情報をキャッチ。

※現在のAdobeの主要ソフトは月額契約制(サブスクリプション)にて利用をする形態になっています。

Adobeのソフトは個人的にPhotoshopを10年近く触っている事もあり、多少の親和性を感じているため、この流れをくんでPremiere Proでの動画編集を始めてみました。

ちなみに今現在までに購入したPremiere Pro関連書籍の数はゼロです

勉強方法は基本的にweb上の動画で行っています。

以前から利用しているビデオ教材サイト「udemy 」のセール期間に、動画編集の基礎的な使い方動画を購入。

あとはYouTube動画で使い方を調べたり、ググったりして取り組んでいます。

なおAdobeは様々なソフトウェアの使い方についてについてのチュートリアル動画を無料公開しています。

以下に紹介する動画もその中の1つ。

Premiere ProことはじめStep0:とりあえずやってみよう!3分でできる動画編集

この動画は3分ちょっとのカンタンな内容なので、動画編集に興味がある方は見てみてください。

そして「用語が良く分からないなー」ではなく「たった3分で動画出来ちゃうじゃん!」って事に驚いてみてはいかがでしょう。

ちなみにAdobeのPremiere ProやPhotoshop、イラストレーターなどのソフトは30日間無料体験利用が可能です。

また上記した動画は3分ですが、他の使い方解説動画は全部で2時間20分ほど。

個人的な感想ですが、この2時間半弱の動画を見ればPremiere Proの一通りの操作は出来るようになります(自分がそうだったので)

無料の動画を見るだけならお金は掛からないし、好きでもないテレビやヒマつぶしのゲームアプリを閉じて見るだけなので、「とりあえずチュートリアル動画を見てみる」事をオススメします

ゲーム実況の様子①:ゲーム収録の様子について

最初に結論として挙げた現在の流れについて、いま一度解説します。

現在はSteamでのPCゲームを1人、ないしは2人でプレイしています。

以下の画面は実際の収録画面の様子。

ゲーム収録の様子について(左側:メインのゲーム画面/右側:録音と録画をやっている画面)

自分の環境はデュアルディスプレイ(2つの画面モニターでPC作業をすること)なので、左側に映っているものが実際のゲーム画面。

右側の赤枠部がゲームの録画やゲーム音を収録している「OBS Studio」と言う生放送も出来るフリーソフトです。

青枠部が音声の録画をしているAdobe Auditionというソフト。

マイクはカラオケや音楽スタジオなどで一般的に使用されるスタンドマイク。
ゲームはマウスとキーボード操作でやっているので、喋りながら左右の手で操作をしている格好です。

ゲーム実況の様子②:ゲーム動画編集の様子について

次は前項でもお伝えしたAdobeの動画編集ソフトPremiere Proでの、実際の編集画面です。

Adobe Premiere Proでゲームを編集している様子。表示されいるデータ内容は、この記事の冒頭で紹介している「Grim Dawn」

この画面に映っているデータは、冒頭に載せた動画「#1 ikarush,COLT.Gの「Grim Dawn(グリムドーン)」【ハクスラ】」の実際の編集画像。

編集を始めたばかりの最初は、どのような手順で作業すると効率が良いか分かりませんでした。

今現在はおおむね以下のような手順で編集作業をしています。

動画編集の作業手順
① ゲームとマイクの音合わせ

② 不要な動画をカットする

③ 字幕などを付ける

④ オーディオ関連のミックス作業をしながら、全体の修正・微調整

⑤ 動画ファイルの書き出し

PCのマシンスペック的な部分も左右するかと思いますが、上記編集作業でおよそ5~6時間くらい掛かっています。

ゲーム実況の様子③:YouTubeの動画サムネイル作成と公開

動画編集が完了したら「動画の顔」とも言うべきサムネイルを作成します。

もともとPhotoshopは趣味でも業務でも長く使用していますので、コチラの編集に際しての勉強はしていません。

PhotoshopでのYouTube動画サムネイル作成の様子。表示されいる画像は、この記事の冒頭で紹介している「Grim Dawn」

ちなみにYouTubeに動画を載せると、YouTube側から「この画像をサムネイルに使いませんか?」という画像を3枚ほど表示してくれます。

画像編集が出来ない方でも、そちらの機能を利用してサムネイルを掲載すればOK。

でもせっかく画像編集が出来るなら、個人的にカッコイイと思えるデザインのサムネイルを掲載したい。

と言う訳で自作サムネイルを掲載しています。

なお元デザインは大好きな「2BRO」さんや「三人称(SANNIN SHOW)」さんのレイアウトをパクってます(笑)。

動画公開はYouTubeにて。

昨年の12月中旬までは動画1本を上げるのに8時間くらい掛かっていましたが、今現在は30分弱で終わるようになりました。

ゲーム実況を動画編集して始めてみた:おわりに

スーパーキノコでパワーアップ

今回は主に自分の「ゲーム実況のやり方と流れ」について解説しました。

今後はもう少々突っ込んだ内容。

機材やソフトの使い方。

やってみて分かったテクニックやコツ。

そして他のYouTuberやゲーム実況さんが公開している、「動画の視聴回数やチャンネル登録を増やす方法」などについて解説していきます。

その他ゲーム実況について以前、下に掲載した記事も書きました。

良かったらコチラも見てみてください。

【バトロワ系】日本ゲームの衰勢と海外ゲームの話

2019年2月21日

ゲーム実況を今から始めても上手くいく方法【継続と差別化】

2019年2月6日

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