ども、ikarushです。
10連休なる未曾有の長期連休も今日が最終日。
5/2以降は全国的に晴天な日も多く、外出される方も多かったのではないでしょうか。
かくいう自分もGWの前半は、母方の田舎に行くなどして長期休暇を謳歌していたのですが、2歳の姪っ子が保菌していた風邪をこじらせ5/4以降は熱とのどの痛みとの戦い。
このブログを作成している現在も、つばを呑むごとに激痛が走りイヤになっちゃいます(苦笑)。
前置きが長くなりましたが今回から、Adobeの画像編集ソフト「Photoshop」の講義的なブログ記事を継続的に作成していきます。
初回の今回は「無料で拾ってきた美女画像を加工して、PCの壁紙を作成してみよう!」という、なんとも漢(オトコ)らしい内容にしたいと思います。
無料の壁紙をダウンロードしたものの、色味が微妙に悪いなぁと感じた事はありませんか。

また画像サイズが大きすぎたり、微妙な調整をしたいと感じた事はないでしょうか。

そのような画像についての小さく様々な悩み。

- 画像のカンタンな加工がやりたい
- Photoshopが触れるようになりたい
- 画像加工の何からやって良いか分からない
- Photoshopでのカンタンな操作方法を教えてほしい
- 美女の画像で壁紙を作りたい
こんな疑問・質問をお持ちの方が、上記画像を以下のように編集するテクニックをお伝えしていきます。


なお「美女の壁紙画像作成」という事で、かなりエロチックな方面ではありますが、画像の編集操作としては、ヘ◯タイ的な内容はありません。
また操作方法について一通りのやり方が分かれば、後は数をこなし、新たな知識を得るだけでどんどん技術を身に付けられます。
確かに題材としては少々アブノ◯マルな内容かもしれませんが、この機会にPhotoshopの画像編集のイロハを学び、WordPressのアイキャッチ画像や商品サムネイル加工などに転用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにPhotoshopを含むAdobeの製品は無料体験版が利用可能です。
以下に体験版ページのリンクを貼りますので、当記事の内容をご覧になって興味ある方は、無料体験版から始めてみると良いと思います。
■Adobe PhotoshopCC 無料体験版
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/free-trial-download.html
目次
Photoshopでの画像加工【美女の壁紙作成講座】
それでは早速スタートしていきます。
なお今回の最終的なゴールとしては、以下のようなPCのデスクトップ画面になることを目指しています。

また今回の実習の中で取り扱う動作としては、大きく以下のような内容になります。
・ガイドライン(定規)の作成
・なげなわツールの使用
・アンシャープマスクの設定
・調整レイヤーでのトーンカーブ編集
・JPEG画像での書き出し
・Photoshop(PSD)ファイルの保存
画像と共に 順に解説していきます。
作業①:新規ドキュメントの作成
まずはPhotoshopを起動し、新規ドキュメントを作成します。
新規ドキュメントとはPhotoshopにおける画像を表示させる額縁のようなもの。
実際に画像として書き出すサイズの大きさの額縁を最初に作成します。
なお自分ikarushのメインディスプレイサイズは1920×1080(フルHD)なので、以降もこのサイズを基準としますが、実際に操作する際はご自身のディスプレイサイズにて作成ください。
新規ドキュメントの作成は、ツールバーで ファイル>新規(ショートカット:Ctrl+N)にて作成できます。
上記操作をすると、以下の画像のような画面が表示されます。

主に設定いただく個所は黄色枠で表示した箇所の辺り。
幅/高さ/解像度をご自身のディスプレイサイズに合わせて入力ください。
なお解像度は72ppiや150ppi辺りが無難です。
キレイな画像にするにはこの値を大きくすればいいのですが、元の画像が設定する解像度に適していないと、本来の効果を出す事が出来ません。
新規ドキュメントの作成が出来ましたら、素材となる画像をD&D(ドラッグアンドドロップ)でPhotoshopに取り込みます。
なお、今回使用する画像は無料画像の類ではなく、海外壁紙サイトをフラフラと見ていた時に見つけたもので、正直女性の名前さえも知りません(苦笑)。
たぶんコチラのサイトにあるかと思いますが、別に気になった画像であれば何でも結構ですので、素材が手元にない場合は閲覧して気になる1枚を手に入れて編集操作を進めていきましょう。
作業②:定規を表示してガイド線を作成する
次いで行うのは定規を使ってのガイド線の作成です。
定規は、ツールバーの表示>定規から、表示させる事が出来ます。

なお解像度(ピクセル)表示の他にパーセント表示などにも変更できます。
その際は、表示されている目盛り上で右クリックして、任意の目盛りに変更が可能です。

この作業で、デスクトップ画面内のアイコン表示個所を分けるようにしましょう。

些細な話かもしれませんが、Photoshopの画面いっぱいに画像を配置して画像作成。
その後、実際のデスクトップ画面に表示させると、顔などがアイコンに隠れてしまう事があります。

私の場合は、デスクトップ画面の左側に何も置かず上下右に一列に寄せるようにアイコンを配置しているため、上図色部にモデルの顔などが来ないようにガイド線で見える化させているのです。
なおデスクトップ画面をPhotoshopに取り込む際は、デスクトップ画面のPrint Screenなどでクリップし画像保存。
その画像をPhotoshopに取り込むようにしてもらえればOKです。
またガイド線の引き方は、目盛りの箇所からドラッグして引っ張れば線が出てきます。

その際、Shiftボタンを押しながらドラッグすると、メモリに適した幅でラインを引く事が出来ます。
また幾重にも引いた線は「Ctrl+:(コロン)キー」にてガイド線の表示ON/OFFが出来ます。
ちなみにガイド線を引かず、画面いっぱいにモデルの画像を表示すると以下のようになります。

自分はカメラ撮影を長年やっていたからなのか、このような収まりの悪い状況はあまりすきではありません。

小さな差かもしれませんが、コチラの画像の方がしっくりくると感じています。
作業③:ポートレート(人物)は目のピントが肝
唐突ですが、以下の画像を見てみてください。

コチラはミランダ カーの同じ画像ですが、左右で1か所加工をしたところがあります。
違いがわかるでしょうか。
もう1枚。
今度はその加工個所を大きく表示したものを載せてみます。

正解としては目(+眉)の部分にシャープネスを加え、クッキリハッキリさせている、という事です。
上記した2枚とも「左の画像に比べ右の画像の方が、目元がクッキリしている」事が分かればOKです。
このようにポートレート(人物)の場合は、目元がはっきりしていると画像自体がキリっと引き締まるのです。
手順としては、簡単に目元を囲って別レイヤーにコピー、シャープネスを加えるという流れです。
まずはツールの中から「なげなわツール」を選択しましょう。

また目元を操作するのに、画像自体が小さいと操作しづらくなりますので、表示画像を拡大します。
拡大の方法はいくつかありますが、ここでは虫眼鏡ツールを使用します。

虫眼鏡ツールをクリックし、画像の上で上下左右にドラッグして画像を拡大させます。
その他拡大・縮小方法は以下の操作でも可能です。
縮小:キーボードの-キーもしくは、Altキーを押しながらマウスのホイールで下スクロール
モデルの目元が拡大できたら、再びなげなわツールで、モデルの目と眉が収まるように人筆書きで囲みます。

操作方法によっては目・目・眉・眉などを個別に囲っても出来ますが、手順がまどろっこしいため、今回は一筆書きで操作ください。
なお操作を誤って、変な個所が囲われてしまったら、「Ctrl+Dキー」を押す事で囲いを消す事が出来ます。
正常に囲われましたら、一筆書きで囲った個所が破線になります。

破線状態で囲われたら、「Ctrl+Cキー」次いで「Ctrl+Vキー」でコピー&ペーストします。
画面的には変更点は見当たりませんが、例えば元の画像(レイヤー0)の不透明度を落とすと、今囲った目元のレイヤーが別のレイヤーとして作成された事が分かるでしょう。

今度は新規に作成された目元のレイヤー(レイヤー1)にシャープネスを加えます。

目元のレイヤー(レイヤー1)をクリックして選択した状態で、ツールバー内のフィルター>シャープ>アンシャープマスクを選択します。
設定いただく数値は任意で問題ないですが、ちょっと強めに掛ける様にしましょう。

ここでは以下の数値にて設定しています。
半径:2.5pixel
しきい値:0レベル
設定が完了したら、目元レイヤー(レイヤー0)と表示されている部分をWクリックして、リネームしましょう。
「目元」「アンシャープマスク」など、分かりやすい名称が良いと思います。
そこまで完了したら画面を全体表示の大きさに戻します。
拡大・縮小の方法は上記した方法でも結構ですが、ショートカットキー1発で所定の表示サイズに戻す方法があるので、以下の方法を使います。
ドキュメントのサイズを画面いっぱいに保って全体表示:Ctrl+0キー

ここでは2つめの、Ctrl+0キーにて全体表示をして、画像全体の中でモデルの目元にシャープネスが加わった事を確認しています。
なお素人目には分かりづらいかもしれませんが、先ほどのアンシャープマスクの値は高い数値を入れていたため、画像全体の中で目元のシャープネスが強すぎて違和感を受けることがあります。

その際は不透明度を変更して、シャープネスの強さを弱めると良いでしょう。
なお画像アイコンの左端にある眼のマークをクリックする事で、効果なしの状況と現在の状況を簡単に見比べる事が可能です。
作業④:コントラストを修正して画像の色味を変更する
今回の画像加工はここまでとして、最後にコントラストを変更して画像の色味を修正します。
コントラストの変更はトーンカーブを使用します。

画面右下(赤枠)にある半月型のアイコンをクリックして、その中にあるトーンカーブを選択します。

するとトーンカーブというレイヤーと共に、トーンカーブの編集画面が表示されます。
同じ内容ですが、ツールバーから操作する方法も合わせてご紹介します。

ツールバー内のレイヤー>新規調整レイヤー>トーンカーブでも、上記と同じ動作になります。
なお1点注意いただきたいものがあります。
それは以下の方法。
ツールバーのイメージ>色調補正>トーンカーブでもコントラストなどの変更をする事が可能。
なのですが…

こちらの方法で操作すると、元画像にトーンカーブの補正を直接行ってしまうため、後からトーンカーブを操作したいと思っても変更が利きません。
※赤枠部、水色波線のようなトーンカーブレイヤーが作成されないため、トーンカーブを再度操作したかったら動作を直前まで戻すか、最初から作り直す必要が出てくる。
そのため、トーンカーブを使用する際は新規調整レイヤーから設定するようにしてください。
ちなみに「操作してもトーンカーブの表示が出ない!」という場合は、属性ウィンドウが活性化されていない可能性があります。

ウィンドウの「属性」にチェックマークがついていなかったら、コチラをクリックしてください。
実際のトーンカーブの操作方法はいたって簡単です。
基本的には右肩上がりになっている射線を、縦線の向きにすればするほどコントラストが強くなります。

私が設定した上記画像を参考に編集してみてください。
なお編集していて曲線がおかしくなった場合。
元に戻したい時は、「カスタム」と書かれている個所をクリックして、初期設定を選択すれば元に戻ります。

また「曲線をいじっているのに画像の色味が全く変わらない!」と言う場合、トーンカーブの目のアイコンがおかしくなっている可能性があります。

画像の箇所をクリックして、目のアイコンが表示されているか確認すると良いでしょう。
作業⑤:画質や画像形式を設定して画像を書き出す
それでは編集が完了した画像を書き出しましょう。
書き出しは、ツールバーのファイル>書き出し>Web用に保存から操作できます。

ショートカットキーとしては、「Shift+Ctrl+Alt+Sキー」というボタン同時4つ押しになりますが、慣れるとキーの場所見なくても出来るようになります(笑)。
ここで操作いただく個所は、大きく2か所です。
1つ目は緑枠で囲った部分。
画像形式(GIF、JPEG、PNGなど)と、画質の変更が出来ます。
また2つ目は画像サイズ(桃枠部)で、pixelと%から変更できます。

なおこれらの数値を変更すると、画面左下にある画像のファイルサイズが上下します。
今回の記事は個人PC用途で考えているため、ファイルサイズが大きくなっても問題ありません。
例えばWordPressやアフィリエイトで使用するバナーなどで、無駄にキレイでキビキビ動作するGIFアニメを作るなどの場合。
サイトデザインを行うに当り、PNG画像を散りばめて作る場合などは、PCやスマホ端末で表示するための読むこむ容量に連動し表示動作が遅くなってしまいます。
そのような時は軽いファイルサイズを目指すと良いでしょう。
最後に今回編集したPhotoshopのデータファイル(PSDファイル)を保存して終わりにします。

ツールバーのファイルから「別名で保存」に進みます。
後は任意場所に、PSDファイルを保存すれば完了です。
今回作成した画像をデスクトップに設定してみましょう。

これで今回の講義は完了となります、お疲れさまでした。
Photoshopでの画像加工【美女の壁紙作成講座】:おわりに
最後にリマインドとして、今回行った操作内容を振り返ります。
・ガイドライン(定規)の作成
・なげなわツールの使用
・アンシャープマスクの設定
・調整レイヤーでのトーンカーブ編集
・JPEG画像での書き出し
・Photoshop(PSD)ファイルの保存
Photoshopが初めてでも、とりあえず今回の操作が出来れば他の画像も編集できるはずです。
次回以降も「美女の壁紙作成」による講義を続けていきますが、次回からは動画による講義を行いたいと思っています。
今回は喉の痛みが尋常ではないため断念しましたが、次回でリベンジです(苦笑)。
また今回使用した画像は著作物であり恐らく再配布なども禁止だと思いますが、コチラでこっそり載せておきますので、どうしても同じ画像を!という方はこちらの画像をご利用ください。
なお何かしらの不利益が生じる場合は、予告なく画像がなくなる場合があります。
予めご了承ください。
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