NHKBSで見る番組で世界を知る

ボードゲーム:パンデミック

最近の若者はテレビ離れしているという話がありますが、もう若者ではない自分はそこそこテレビを見ます。

ドラマはほとんど見ないけど、NHKや他局のニュースや特定のバラエティ番組。サッカーや野球中心のスポーツ番組(ダイジェストではない)。他にアニメなんかもシーズンに何作品か見ています。

そういうジャンルの1つで昔から好きなものにドキュメンタリーという物があり、場合によってはTSUTAYAなどでレンタルしてまで、海外の珍しいドキュメンタリーを見る事もあります。

恐らく最初にドキュメンタリーにハマったきっかけは「Super Size Me」という、アメリカのハンバーガー事情を題材にした作品。


監督自身が被験者となり、「1か月間ファーストフードのハンバーガーセットだけで過ごしても健康でいられるか」を身をもって調査するという内容です。

この2004年アメリカ公開の作品は日本では単館(ミニシアター)系に属し、確か全国で4館くらいしかやってくれませんでした。そのうちの一つが確か渋谷で、1人でワクワクしながら観た記憶があります(笑)。

ちなみに今youtubeでこの映画を確認したところ、300円で見られるみたいです。
もし興味があったら見てみては如何でしょう?

 

韓国政府もかなりキテる

NHKの地上波は総合と教育(現在はEテレ)の2局、BSはニュースやスポーツの多いBS-1と映画などを主に流しているBS-3(BSプレミアム)の4局がありますが、個人的に一番見ているのはBS1。
Weekdayの朝には、アメリカやイングランド、スペインや中国、韓国や豪州など世界各地のニュース番組を通訳付きで流してくれるので、「へぇ~」くらいのスタンスで見ています。

またNHKスペシャル同様にBS1スペシャルと言う番組があったり、世界各国のテレビ局などで編集されたドキュメンタリーを放送する、「BS世界のドキュメンタリー」という番組では、日本の地上波やアプリのニュースサイト、TwitterなどのSNSでは知りえない内容を、50分1テーマの枠で流しています。

今回録画して見たBS1スペシャル「ブラックリスト~韓国の“言論弾圧”は何を意味するのか」は、2008年に就任したイ・ミョンバク大統領から、その次に政権をとったパク・クネ大統領の8年間に、韓国のテレビタレントやミュージシャンなどを含む文化人1万人超を、「政府に仇なす可能性のある者」としてブラックリストに登録し、状況によっては政府(の高官)が該当の人物の仕事を干すなどの圧力を掛けていた問題を取り上げています。

このブログを読んでいる方がどの程度世界のニュースに精通しているか分かりませんが、個人的には結構衝撃的でした。
韓国の政府がタレントなどを1万人も!?
隣国北朝鮮や中国共産党もヤバいですが、韓国政府もかなりキテる気がします。

 

「パンデミック」「アウトブレイク」と言うキィワードを聞いていたらボードゲームがやりたくなった

また今回、BS世界のドキュメンタリーでは「見えざる病原菌(Unseen Enemy)」という作品を録画視聴。

サッカーW杯や夏期五輪の開催で湧いたブラジルで、ジカ熱と言う「蚊」の媒介による伝染病が流行りました。
あの時の報道ではたしか、高熱から死に至る危険性と言う事を声高に伝えていた気がしますが、今回ドキュメンタリーを見ていて知ったのはジカ熱が患者の体内に感染し、その患者が妊娠中の場合、胎児の脳に侵食し、出産後「先天性小頭症」という病を引き起こすというもの。
実際にジカ熱が蔓延した直後のブラジルでは、小頭症の乳児が爆発的に増えたそうです。

またアメリカの養豚場で発生したブタを媒介にしたインフルエンザ・ウィルスは、1年間で世界中で13億人が感染したという話や、アフリカ西側諸国で発生したエボラ出血熱について、トランプ大統領が自身のツイッターで「エボラ感染国からの航空便を禁止する」と発言。これによりリベリアなどの国では、政府がエボラ患者と疑わしき人間の隔離政策を行うなどの行動により国内の治安が悪化。実際にリベリアでは国としての危機的状況を世界に発信するなどを伝えています。

そんなグローバル化した世界でのパンデミック(感染爆発)ですが、同名の名作ボードゲームがめちゃめちゃ面白いくて大好きなので、併せてご紹介してみます(笑)。

ボードゲーム「パンデミック」

2人~4人で遊べるボードゲーム、「パンデミック:新たなる試練」はその名の通り、世界中で多発するアウトブレイク(病原菌の発生)や急に発生するパンデミック(感染爆発)を抑えながら、病原菌を根絶するワクチンを作成するというもの。
各プレイヤーは科学者や研究員、衛生兵といったエキスパートとなり、独自のスキルを駆使しながら、人類滅亡と戦うというゲームです。

このゲームの面白いところはそれほど難しくないルールながら、そこそこ難易度が高く、比較的簡単に人類が滅亡するということ(苦笑)。
そして勝者/敗者というものがなく、プレイヤー同士は全員協力して人類滅亡というゲームオーバーに立ち向かうという協力型のゲームである事です。

実際にこのゲームを購入しゲーム仲間達とプレイしますが、運要素も多少あるため、絶対の正攻法(こうすれば人類滅亡を防げるというセオリー)が存在しません。
もちろん多少の慣れはあるでしょうが、ルールに設定された難易度を上げると、ベテランプレイヤーでも楽勝に滅亡します(笑)。

ニュースやドキュメンタリーで悲しい内容ばかりを見聞きするのも良いですが、たまには気軽に話をする仲間たちと世界を救ってみませんか?

ではまた~(*‘∀‘)ノシ

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。