どもこん◯◯わ、ikarushです。
前回は、水の美味しさを決めるたった2つの法則というテーマで、硬度と温度を最適にすることで、日常で飲む水がさらに美味しくなるというお話をしました。
今回はその「硬度」について、さらに突っ込んだお話。
現在皆さんが住んでいる地域の水道水、この水道水の硬度の調べ方を確認してみようと思います。
また市販されているミネラルウォーターなどを見ながら、どんな選択をするのが良いのかについても確認してみたいと思います。
つまり今回のブログを読むと、
- 人によって美味しい水とそうでない水がある事がわかる
- 自分にとって最適な水の選び方が分かる
こんな事が解かります。
まずは恒例のネタバレから、今回のブログ記事の中身をお伝えしていきます。
目次
美味しい水は人それぞれ?【生活環境と硬度の話】
と言う訳で、まずは結論からご案内。
- Googleなどで「地域名 水道 硬度」にて検索
- 水質検査結果内の「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」の数値を確認
- 水道水をろ過してミネラルウォーターとするウォーターサーバー「WATER STAND」
- 採水地の硬度から複数選択が可能なウォーターサーバー「プレミアムウォーター」
- 市販の各種ペットボトルミネラルウォーター飲料
なお具体的な「硬度」の確認方法をお伝えする前に、「硬度に地域差がそれぞれあって、生活環境の中で使用している水が重要」というネタ元情報についてお話します。
硬度の地域差についてはテレビ番組「ホンマでっか!?TV」で知った
実はわたくし、自他共に認めるテレビっ子なのですが、この水の硬度に地域差があるという話はフジテレビ系列で現在も放送している「ホンマでっか!?TV」を通じて知りました。
その時の録画は完全に消してしまったのですが、YouTubeで検索したところその時の番組録画が見つかりましたので載せておきます。
なおこの動画、音声と動画が著しくズレており音声なしで見ても全く分かりません。
そのためラジオのように音声のみを聞いて、動画は眺める程度に見ることをオススメします。
またここでは動画をご覧いただけない場合も想定して、番組内で語られた内容を下記にまとめておきます。
- 明石家さんま:38~39mg/L(奈良市)/ い・ろ・は・す
- マツコ・デラックス:80mg/L(千葉市)/ ボルヴィック
- 安藤美姫(元スケート選手):20mg/L(名古屋市)/ 南アルプスの天然水
なお硬度の違いによる水の軟度については、前回紹介したブログ記事の美味しい水の法則…の前に「軟水」と「硬度」の話をするの個所をご覧いただければ、詳細の表を確認頂けます。
また番組内では、地域の水の硬度を調べる方法としてWebで検索出来るという方法も紹介されています。
次項では、実際に検索した場合どのような検索結果が見る事が出来るのか。
その様子を紹介します。
地域別の水の硬度を調べてみる
それでは地域別の水の硬度の話をします。
前項では「ホンマでっか!?TV」の番組の話を伝え、その中で奈良市・千葉市・名古屋市それぞれの硬度を紹介しました。
ですが詳しく地域の水の硬度を確認したところ、名古屋市などの区で分けられた政令指定都市の場合、それぞれの区で硬度に違いがある事が判明。
さらには町村においても、その採水場所によって硬度が違う事も分かりました。
と言う訳でこの項では、地域別の水の硬度の調べ方についてご紹介します。
地域別の水の硬度を調べてみた①:横浜市青葉区
まず1つめの確認は私の地元、横浜市青葉区についてです。
「ホンマでっか!?TV」の放送直後に調べて確認したのですが、このブログ記事を書くに当り改めて確認したところ、以前検索した流れと少し違う箇所に記載がありました。
以下、実際の検索の流れを画像付きでご紹介します。
まずは検索です。
Googleの検索フォームにて「横浜市 水道局」と入力し検索します。
すると検索上位には、横浜市水道局のページが表示されます(既に表示した事があるため、リンク文字色が変わっています)
なお市の場合は水道局、町村の場合は役場の水道課などで情報が見られる可能性があります。
詳しくは「市町村名 水道 硬度」などで検索してみてください。
Googleに表示された1番目、「水道・水質情報 横浜市」をクリックすると、横浜市水道局の当該ページに遷移しました。
色々と項目があって迷ってしまうのですが、この中で重要なのは「水質検査結果」です。
他の地域も色々調べてみたのですが、水質検査計画や水質検査見通し・水質検査項目などなど、様々な項目が表示されるようです。
しかし今回必要な情報「水の硬度」については検査結果という項目の中にありますので、その文字の個所を探してクリックしましょう。
すると今度は水質検査結果についても
- 給水栓(蛇口)
- 浄水場
- 水源
という項目で結果が公開されている事がわかります。
ここでは実際に水を飲む直前の場所、つまり給水栓(蛇口)の情報が欲しいので、その中の一番最新のものをクリックします。
この情報はMicrosoft Excelで作成・閲覧できるようですね。
エクセルが見られない場合は、Microsoft Excelが入っているPCでの閲覧。
もしくはスマホ版のExcelアプリをダウロードして閲覧するようにしましょう。
このブログ記事ではスマホでのエクセルアプリのダウンロード方法・使い方については割愛します。
詳しくは以下に紹介しているブログさんの情報を見るようにしてください。
さて、横浜市水道局のエクセルデータですが、展開したところ以下のような画像表示になりました。
またしても様々な項目があって良くわかりません。
ですが良く見ると「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」という項目名がみつかります。
ここでは分かりやすくするため、装飾を加えて見やすくしてみました。
確認の結果、横浜市青葉区の(令和6月時点での)水の硬度は45程度であるという事が分かりました。
また青葉区の隣の区である横浜市都筑区は硬度63。
横浜を象徴する中華街や山下公園、横浜ベイスターズの本拠地である横浜スタジアムなどがある中区は硬度58と、青葉区と15程度違います。
このエクセルデータで確認したところ、横浜の水の硬度は45程度~66程度と言うのが分かります。
とはいえ毎日使う水の事だけに、しっかり確認しておくとより良い水の選択が出来ると思います。
地域別の水の硬度を調べてみた②:福井県三方上中郡若狭町
さてさて「横浜だから詳しい情報が分かるんだ!」「地方じゃそんな詳細なデータは出てこない!」などと反論されても困るので、ここでは横浜とは別に、私の母方の田舎の情報を載せておきます。
ウチの母方の田舎は福井県内の米と梅の農家。
母が実家に戻ってから10年以上農家民宿を営み、現在までに国内外のべ1,000人以上のお客様を迎えるほどになっています。
そんな母の農家民宿…というか実家のある場所が、福井県三方上中郡若狭町の向笠という集落。
ここでは、向笠の水の硬度を確認してみたいと思います。
横浜市の硬度と同様に、まずはGoogleを表示。
ここでは愚直に「住所 水道 硬度」という流れをそのままに、「福井県三方上中郡若狭町 水道 硬度」にて検索してみます。
するとこちらも、表示の1番目に「生活・衛生 水質検査結果について 若狭町」という表示がでてきました。
そのままこの項目をクリックしてみます。
すると若狭町役場のホームページ、生活・衛生という項目に遷移します。
また項目がいくつか出てきましたが、ここで重要なのは「結果」という項目名。
ここでは「H27年度水質検査結果(基準項目)」という表示が見つかりましたので、この個所をクリックしてみます。
すると今回もエクセルデータがダウロードされましたので、展開すると以下のような情報。
沢山の情報があって困りますが、まずは地域別で設定されているタブを「向笠」に設定。
その上で「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」を探したところ、全く同じ項目名での表示で確認できました。
たまたまではありますが、横浜市青葉区の水の硬度とほとんど変わりがないようです。
こんな感じで皆さんも、実際に住んでいる地域の水の硬度を、確認してみると詳しい数値を見る事が出来るでしょう。
ぜひ、一度試してみてください。
最適な水を選択しよう
ここまで自宅の水道水の硬度、その確認方法についてお伝えしました。
そして自宅の硬度が判明した事で、ここからは飲料水として使用する「より美味しい水」の選択について考えたいと思います。
まずせっかく自宅の硬度を確認しましたので、この水の硬度に合わせた水を選択したいですよね。
「料理と飲料水は市販の水やウォーターサーバーを使っているので問題ない」という方ももちろんいらっしゃるとは思います。
ですがシャワーや入浴時の水、食器洗浄の水、ハミガキの際の水など、ゴクリと飲む水以外にも身体から摂取される水分というのは意外に多い。
自宅で使用する全ての水に対応できるような選択が一番望ましい。
そんな自宅の水という観点から、最適な水についてのタイプを紹介します。
最適な水の選択①:水道直結のウォーターサーバー【WATER STAND】
まず初めにご紹介したいのは、自宅の水道水を直接ろ過するというウォーターサーバー「WATER STAND」です。
自宅の水道水をろ過してミネラル成分のみ、もしくは純粋な水になるのであれば、硬度という意味では最適解になりますね。
またボトルを宅配便で受け取る従来のウォーターサーバーに比べ、毎月定額で自宅の水が使い放題使えるとい料金プランは、毎月の水の量を考えてウォーターサーバーの水を料理にのみ使うという使い方よりも非常に効率的。
上に書いたように食器洗いやハミガキなどにも使用できるため、非常に効率的です。(水栓の都合上、シャワーにはちょっと使えないですが)
ちなみにこちらのウォーターサーバーの水を飲む機会があり、イベント会場にて実際に試飲してみました。
今回は冷水を飲んだのですが、まずビックリしたのは水道水なのに一切のクサみがないこと。
そしてミネラルウォータータイプの水(同社製品は純水を作り出すROフィルターモデルも存在)を飲んだのですが、味もスッキリしてとても飲みやすかったです。
ちなみに元の水道水はイベント会場近くの水道水を汲んだ水という事で、タンクの水も見せていただきました。
フタを開けると、水道水特有の塩素臭がしっかりあって「これぞ水道水」という感じ。
それがフィルターで除去されて、これほど飲みやすい美味しい水が出来ることにビックリしました。
その他、WATERSTANDの特徴を簡単にまとめ、以下に紹介します。
・自宅水道を直接サーバー内でミネラルウォーターに変換
・ボトルが業者から届くわけではないので宅配対応や重いボトル交換作業がない
・取付には水栓工事を伴うが業者が無料で対応
・取付代金はもちろん、水栓の原状復帰も無償(0円)で対応
・水道水のミネラルを残すタイプと、純水を作り出す2つのモデルがある
・モデルにより冷水・常温・湯を出し分ける
・湯を出す際は2段階操作やチャイルドロックなどの機能あり
・1年を通じて業者点検やフィルター交換など全て無料で対応
・料金は月々3,980円~で、電気代が月に500円~700円程度発生
最適な水の選択②:採水地で選べる天然水【プレミアムウォーター】
2つ目の選択肢は従来のボトルウォーター型のウォーターサーバーです。
「それなら既に使っているよ」という方ももちろんいらっしゃるでしょう。
そしてそれらは「美味しい天然水」であると思いますが、硬度についてはどうでしょうか。
「プレミアムウォーター」は全国5か所の採水地を採用。
ご自宅の水道水の硬度にあった水を、採水地別に選択いただけます。
またデザイン性に富んだ「ウォーターサーバーらしくないインテリア性」も高く評価されており、モンドセレクションのW受賞など、長年にわたって利用者から信頼を得ているウォーターサーバーです。
その他、プレミアムウォーターの特徴を簡単にまとめ、以下に紹介します。
・非加熱処理のミネラルウォーターのため口当たりがよく美味しい
・非加熱処理の危険性を確認するため毎日1時間おきに水質調査を行っている
・インテリアのデザイン性に富んだ見た目の良さが特徴的
・チャイルドロック機能により小さなお子様への気遣いも安心
・独自の加熱クリーンシステムで常に清潔を保つ設計
最適な水の選択③:どこでも買えるが魅力の各種【ペットボトル天然水】
最後は私も長らく購入している市販のペットボトル飲料です。
なお1つめに挙げた「WATER STAND」の水を体験してから、現在飲んでいる「マイナスイオンの水」があまり美味しく感じられなくなったため、近いうちにそちら利用しようかなと検討中。
またプレミアムウォーターなどの従来型ボトルタイプのウォーターサーバーですが、近年叫ばれるSDGsや、海のゴミとして騒がれる「マイクロプラスチック」などのへ懸念もあり、プラスチックゴミを家庭からも出さないような仕組みを取り入れたいと考えています。
そのため、ペットボトル飲料からの脱却が必要かなと。
とは言え、毎日の飲み水という生命の問題を先送りする事は賢明ではないため、これからもしばらくは、ペットボトル飲料も利用するとは思います。
ここでは前回ブログ、水の美味しさを決めるたった2つの法則にて紹介したペットボトル飲料も含め、硬度別に何点かご紹介します。
全国7か所の採水地により硬度が変わります。
詳しくは、い・ろ・は・す天然水のホームページをご覧ください。
硬度はおよそ30mg/Lです。
採水地は国内3か所で静岡県御殿場市(59mg/L)、岐阜県岐阜市(55mg/L)、静岡県焼津市(64mg/L)となっています。
採水地はアメリカ カリフォルニア北部にある国立公園シャスタ。硬度はおよそ38mg/Lです。
採水地はフランス中部オーヴェルニュ地方。硬度は60mg/Lです。
採水地はボルヴィックと同じフランス、その東部アルプス地方にあるエビアン・レ・バン。
硬度は厚労省の基準で言う「超硬水」に当たる304mg/Lです。
硬度が世界的にも高い部類の1,468mg/Lという超超超硬水のコントレックス。
そのためカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは豊富ですが、飲みなれない人が飲むと不味く、また下痢を催す可能性があります。
なお国内では過去「ダイエットや便秘に良い」とされ女性ユーザーを多く獲得した経緯があります。(その時実際に飲みましたが、味は普通な印象でした)
採水地はこれまたフランスのヴォージュ県コントレクセヴィルとなっています。
美味しい水は人それぞれ?【生活環境と硬度の話】:まとめ

今回は「水道水の硬度」について、話の元ネタがテレビ番組「ホンマでっか!?TV」で知った事。
そして実際の市区町村にて検索する流れと、その情報について。
さらには地域別の水の硬度から美味しく最適な水の選択について。
ウォーターサーバーと市販のペットボトル飲料という視点で紹介してみました。
次回はウォーターサーバーそのものの話。
さらにはペットボトルについて少し触れた世界のペットボトル事情について、「ゴミ」や「マイクロプラスチック」という観点から考えてみたいと思います。
それではまた~。
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