メルカリでいいねがついても売れない理由5つ

ども、メルカリで出品や購入をしているikarushです。

今回はメルカリで商品が売れない理由。

おしえてほしい君

・メルカリで良いねは付くけど売れないけど何で?
・どうやったら売れるようになるのか知りたい

こんな疑問に答える記事になります。

自分は業者じゃないので、何百という物を扱っている訳ではないですが、それでも1年間で50くらいの商品を出しました。
その中で「スグ売れる」と、売れ筋じゃなくても「割とサクッと売れる」事も肌で感じました。

今回はそんな自分の経験を元に解説していきます。

メルカリでいいねがついても売れない理由

先に結論からお伝えしましょう。

「いいねがついても売れない理由」は以下の5点となります。

  1. 写真の見栄えが悪い
  2. 写真の背景の問題
  3. 商品説明文が業者っぽい
  4. 値段の問題
  5. 親切な対応は購入につながらない

もちろんこの記事の後半で改善案もお話ししますのでご安心ください。

順に解説していきます。

1.写真の見栄えが悪い

その写真、よくよく見るとピンボケ・手ぶれしていませんか?
あと、他の人の写真に比べて暗い気がしませんか?

商品の写真は明るくクッキリが基本です。

暗い写真・良く分からない写真は、それだけで購買意欲を失います

後ほど詳しく解説しますが、部屋の天井の蛍光灯は光源としてはあまり良くありません。

また写真は1枚パシャリではなく、最低でも3~5枚くらいは録りましょう。

2.写真の背景の問題

これは自分で出品していて気づいたのですが、商品背景は無機質な感じの方が好まれるようです。

自分の掲載写真としては木目調の①ウッドテーブル、②木目調の黒テーブル、③ピンクストライプのソファの3種類を使っていますが、③の購入率が大変悪いです。

背景の比較、木目調・黒テーブル・ピンクストライプ
実際の商品画像背景3種見比べ用

これはもしかしたら「出品者が男性なのにピンクストライプ」というミスマッチ、もしくは変なリア充感が出ているのかもしれません。

女性の出品者だったら売れ行きは変わるのかも。

でも写真の背景は重要なようです。

3.商品説明文が業者っぽい

自分は本を良く購入も出品もしていますが、商品の説明文。

商品名タイトル
作者・出版社
定価:¥—-

#ハッシュタグ1 #ハッシュタグ2 #ハッシュタグ3 #ハッシュタグ4

もしくは、

ファッション商品名
サイズ:◯◯
定価:¥~
状態:美品
付属品:◯

こんな感じになっていませんか?

もちろん商品ですので商品データは重要ですが、それだけだと「これ業者じゃん?」という印象が強く、出品者がロボットであるかのような無機質な印象を与えてしまいます。

面倒でも何かしらコメントを載せた方が、購買率が上がります。

4.値段の問題

値段は相場より高いほど、「様子見」のいいね率が上がります。

逆に一般的な感覚として、安すぎれば即決で購入するでしょう。

いいねは「チェック」と共に「様子見」として使われますので、値引きが発生するまでの待ちという事でしょう。

もちろん値段は相対的(色々な人がこのくらいの値段が適当だよねと考える)価格ではなく、出品者と購入者が見て、双方で適性だと思えば購入されるようになります。

そのため、今設定している価格のまま購入希望者が現れるまで、もう少し待つと言うのも手です。

5.親切な対応は購入につながらない

最後はちょっと面倒な話。

商品の写真と共に「キズ」や「汚れ」について、親切心でコメントを載せることがあるかと思いますが、それを見て「今の値段からさらに値引き出るかも」という心理を働かせてしまう…という事があると思います。

実際、自分でも以下の商品。

【参考:メルカリ商品ページ】ポールスミス キーケース【未使用】

親切心から1か所「金具痕がある(写真3枚目)」というコメントを載せましたが、いいねは最大で40くらいつきましたが一向に売れませんでした。
(売れない理由2つめの背景効果もあるかもしれません…)

また商品の写真で分かるハズの事を「教えて/写真載せて」というコメントも多くなり、対応がクソ面倒になりました。

親切な対応をしたからと言って、現在価格で商品が売れるとは限らない事を身をもって体験しました。

「いいねがついても売れない」を「売れる」にする改善案5つ

それではどうやったら売れるのか。

これまでに紹介した理由5つについての改善案を、以下に解説していきます。

改善①:写真は明るくクッキリと

暗くピンボケした写真は、購買意欲が失われるとお話ししました。
ではどうすれば良いのか。

「明るさ」・「ピント」・「画角」の3点から解説します。

写真の明るさ対策

暗い写真を撮らないためには、光源(明かり・灯り)に気を付ける事が重要です。

部屋の天井にある蛍光灯ですが、これってカメラとの相性が悪いって知ってました?

詳しくは「フリッカー効果」と言い、例えばテレビをカメラで撮ると少し暗くて細かい線が入ったようになると思いますが、人間には見えない光をカメラが受け取ってそうなってしまうのです。

これを避けるには一番は「太陽光」
他にLEDではない電球などもオススメです。

写真のピンボケや手ぶれ対策

ピンボケや手ぶれ対策としてはスマホのオートフォーカスをしっかり使うこと。
後は意外に手ぶれなどでボケが出るので、5枚くらいパシャパシャ撮りましょう

そうすると1枚くらいはクッキリした写真が撮れます。

もちろんアプリなどでシャープネスを上げても良いですが、背景はボケて商品がクッキリだと最高ですね。

自分は普段PCのPhotoshopを使っていますが、ピンボケや手ぶれの写真自体をクッキリさせるのはPhotoshopでもかなり難しいです。

クッキリした写真を撮るには枚数を撮る事。これに尽きます。

写真の画角対策

撮影した商品写真は出来るだけ大きく載せると良いです。

大抵のスマホの標準カメラアプリには「トリミング(画像を切る機能)」が付いていますので、それを使いましょう。

ちなみにメルカリの指定解像度は「640 × 640」なので、インスタグラムで撮って(あまり加工しないで)メルカリに使うというのも良いかもしれませんね。

改善②:写真の背景には壁や床などを使う

先ほどお伝えしたようにピンクストライプなどの写真の背景だと、商品がなかなか売れないというお話をしました。

これを改善させるのは、無機質な感じの背景を使うのが良いでしょう。

オススメはフローリングの床や、無地の壁紙。
その他には畳などが良いと思います。

メルカリに出品している商品をだらだら眺めていても、これら床や壁をそのまま背景に使っている写真が多いですね。

メルカリでメンズバッグを検索した画像
コチラは実際メルカリでメンズ>バッグで検索したもの。木目の床や白壁や絨毯などを背景に使っている事が分かる

変に写真的な見栄えではなく、「商品がキレイに写るかどうか」を考えて撮るのが良いようです。

また撮影時の光の向きによって自分の影が商品に覆いかぶさったり、光源の光で白飛び(白色で塗ったように何も見えなくなる現象)することもあります。

写真が暗くなったり、一部文字が消えてしまっては良い写真でなくなるので、その辺り「場所」や「向き」を考えて撮るようにしましょう。

改善③:2・3行程度の感想を載せる

商品データだけのコメントは如何にも業者っぽく、無機質な印象がある事をお話ししました。

こればAmazonや楽天など「新品が届く」のであれば良いですが、購入する商品が中古だと、何となく出品者に信頼を寄せることができません

そこで2行から3行程度で良いので、商品を使った・読んだ感想をコメントに載せるようにしましょう。

以下の例は実際に自分が書いたものです。

ビジネス書:「頭に来てもアホとは戦うな!」

国会議員であった著者が、政界の波に飲まれながらも自身の理念や哲学などから「アホといかに戦わず、そして自らの思うがまま進めるか」が書かれた本。

モチベーションが高まるような多くの気づきや示唆にも富んでいて、非常に前向きに物事を捉え、考えられるようになる優れた本だと思います。

啓発本:「魔法のコンパス」

キンコン西野の本。
アメトーークの「スゴイんだぞ!西野さん」回で紹介されていたけど、「革命のファンファーレ」を読んだら、その本の中で何度も”魔法のコンパスで書きましたが~”と出てくるので買いました。

結構面白かったけど、トンガリ過ぎてるところもあって個人的にはあまり好きになれず。分厚い割には読みやすく、誰でもサクっと読めると思います。

文章の長い短いは人によって個人差あると思います。

自分は普段からPCで操作していて、メルカリ出品も基本的にPCばかりなので、文字を打つのがそんなに大変じゃないです。

スマホだとむちゃくちゃ早くでも、商品数が10・20と増えるとそれなりに大変だと思うので、「自分なりのコメント」で良いと思いますよ。

改善④:値段の問題

適性な値段というのは難しいです。

希少品や新商品であることや、写真の良し悪しによっても価格は変動するかなと思います。

ここでは個人的な値段設定方法を説明しますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

値段調査その1:メルカリで同一商品を見る

まぁ誰しもやってますよね。

特に本やゲームなどはキズや汚れがなければ、商品の本質自体は劣化しないので、他の出品価格が参考になります。

スマホの場合は出品登録をする前に、商品名で検索して、売れている値段・売れていない値段を見ましょう。

そこに販売手数料や送料を加算してどのくらいの値がつくのか。
どのくらいで売れれば良いのか確認します。

そうしたら売れているおおよその値段をメモしておきます。

値段調査その2:Amazonの中古品価格を見る

もう1つはAmazonの値段設定です。

例えばメルカリで商品を探したらほとんど売れていて、現在出品されているものは定価よりも高いという事がたまにあります。

そういうものをAmazonで見ると品切れ中だったり、もしくは1円で何十件も入っているという事があります。

メルカリに商品が少なくAmazonで品切れ中の場合は、定価以上の値を付けても売れることがあります

個人的に最近出品した以下の商品。

【参考:メルカリ商品ページ】ブログ飯 個性を収入に変える生き方

これは定価1,728円に対して、価格 1,450円(配送料出品者負担)で、出品後半日で売れました。

ちなみにこの本、発売されたのは10年くらい前です。

この本はメルカリで全然流れておらず、自分が出品しようとした段階で1品だけ、約2,500円で売っていました

Amazonで見たら「在庫あり」となっていたので1,450円で出しましたが、Amazonで「品切れ中」や「取扱いなし」などになっていれば、2,500円でも普通に売れるでしょう。

メルカリで「ブログ飯」を検索したもの。画像左上の2商品は現在購入できるもの
メルカリで「ブログ飯」を検索した表示一覧。画像左上の2商品は現在購入できるものを抜粋して掲載

またAmazonで中古1円のものは、送料などを加えて300円者くらいが相場。

メルカリで単行本300円だと、クリックポストで配送すれば収益100円。
らくらくメルカリ便で70円くらいでしょうか。

その他封筒や梱包材などもありますね。

この辺りはメルカリに出すのか、それともBookOffなどに出すのか分けて考えても良いでしょう。

改善⑤:しつこい人に親切は不要

最後は親切な対応をしても購入につながる訳ではない話について。

ある程度親切な対応はしたいと思いますが、「値引き不可」と書いても値引きコメントを載せる方や、商品の写真を詳しく聞く方などは、ある程度スルーで良いと思います。

あなたが八百屋で働いていて、大根50円にはなるでしょ?え無理?じゃ55円!58円!ったく分かったよ!59円!

という値引き。
私は全く心に響きません。

そんな対応は面倒なので、設定価格100円で70円にまけろと言われたら、例えば90円にはできますがそれ以上は不可ですとピシっと伝えましょう。

後はもうスルーで良いと思います。

メルカリでいいねがついても売れない理由:まとめ

今回メルカリで売れない理由、そして得るための改善案を解説しました。

お話しした内容を以下に簡単にまとめます。

【いいねがついても売れない理由】

  1. 写真が暗い・ピンボケや手ぶれして見栄えが悪い
  2. 写真の背景が商品とミスマッチ・リア充感が出ている
  3. 商品説明文が無機質で業者っぽい
  4. 値段が高いので値引きされるのを待っている状態
  5. 親切な対応をしても売れる訳じゃない

【商品を売るための改善案】

  1. 写真は明るい場所で撮る/何枚か撮ってトリミングする
  2. 写真の背景はフローリングや畳・無地の壁を使う
  3. 商品説明文に2行3行程度の感想コメントを載せる
  4. 売れそうな相場の値段をメルカリとAmazonで検討する
  5. 値引きやしつこい客は相手にしない

最後に、「商品が売れない」他の重要な要素があるので3つ付け加えます。

  • そもそも商品のニーズがない
  • 商品の良さを知らない
  • 商品が欲しい人に気づいてもらえない

1つめは商品の価値について。

あなたが思っているほど、もしくは設定の価格ほど、みんな欲しいものじゃなければ売れないというお話。

2つめは商品の良さについて。

専門書やゲームにマンガ、ファッションについても「もっと売れるハズ」の商品が売れないのは、一般的に人が商品の良さを知らないためです。
なのでメーカーなどは「広告」によって商品の認知度を高めます。

ただメルカリのフリマは1点モノの商品を扱うので、広く伝えても1回売れればオシマイです。
何度も売りたい商品がある場合は、アフィリエイトを販売すると良いでしょう。

3つめは商品の情報があまり見られないという問題。

Amazonのトップに載っていたりテレビで紹介されれば、たぶんスグ売れるでしょうが、そんなことは基本ありません。

面倒でも商品の再登録などをして、人目に付きやすくする努力も必要かもしれませんね。

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