こん◯◯わ、ikarushです。
ボク自身はバトロワ系というかいわゆるPvP、それ以前にFPSでのエイムが超苦手って事で全然プレイしないのですが、最近スゴい流行ってますねバトロワ系。
そんなバトロワ系ですが、日本では言わずと知れたPUBG辺りから急激に伸び出し、現在の「Apex Legends」は日本を含めた世界規模で、ほんの数日で爆発的なプレイ数を叩きだしてます。
そんな中、国内ゲーム産業の凋落的なニュースを見てしまったので、その事について考えていこうと思います。
目次
日本ゲームの衰勢と海外ゲームの話
2つあるニュースのまず1つめがコチラ。
スマホゲーム、総崩れ? 各社の“冴えない決算” – ITmedia NEWS
- ドワンゴのゲーム事業:売上900万円に対して営業赤字が8億600万円
- サイバーエージェント:19年度営業利益見通しを300億円から200億円に下方修正
- コロプラ:18年10~12月期連結決算は3億7600万円の最終赤字に転落
- DeNA:18年10~12月期は営業損失が21億円と赤字に転落
- グリー:18年10~12月期の売上高は177億円(前年同期比17.3%減)、営業利益が10億円(同13.7%減)と減収減益
- 「モンスト」が屋台骨のミクシィ:18年10~12月期の売上高が349億円(前年同期比17.2%減)、営業利益が61億円(同43.6%減)と減収減益
ちなみに「パズドラ」のガンホーは、休眠ユーザーの掘り起こしを掛けたイベント「パズドラ大感謝祭」が当たり売上高が303億円(前年同期比59.2%増)、営業利益が93億円(同85.0%増)と急回復したとのこと。
マァ要約すると、日本のスマホゲー大手各社が減収減益してるって話です。
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そしてもう1件のニュースがコチラ。
PlayStation Vita、公式サイトにて「近日出荷完了予定」の一文が記載。発売から約7年を経て|電ファミニコゲーマー
PS Vitaは、2011年12月にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された携帯ゲーム機。
PSPに続くハードとして開発が行われ、さらなる高画質化、3G回線やGPS機能を用いたネットワーク機能、そしてPS4のリモートプレイが可能な点が特徴となっていた。
PlayStation Vita、公式サイトにて「近日出荷完了予定」の一文が…|電ファミニコゲーマー
その主なヒット作は以下。
- Minecraft:PlayStation Vita Edition
- GOD EATER2
- フリーダムウォーズ
- 討鬼伝
018年5月、ソニーは欧米で2019年3月31日にPS Vitaゲームカード(いわゆるゲームソフト)の生産が終了することを海外メディアを通じて発表。
そして2018年9月に開催された東京ゲームショウでは、PS Vitaが「国内では2019年までは生産を継続して、以降は出荷完了」となることが公表されていた。
PlayStation Vita、公式サイトにて「近日出荷完了予定」の一文が…|電ファミニコゲーマー
懐かしい!「フリーダムウォーズ」をやりたくてPSVita買いました!
でもあんまり面白くなくて、本体含めてスグ売っちゃったんですけどね…
ちなみにこの2つのニュースはいずれも2019年2月19日に配信されたもので、「日本のスマホゲーも携帯ゲームもオワタ!」と感じた訳です。
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日本人に認められ始めた海外産バトロワ系
それで冒頭の話に戻るんですが、少し前からバトロワ系がすごい勢いで伸びてきたよな~って印象を受けています。
「PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)」がSteamで早期アクセス版として配信されたのが2017年3月末。
そこからTwitterの動画やYouTubeのゲーム実況などで高く配信され出して、日本のスマホゲーマーも「スマホで出来ないの?なんで出来ないの?」みたいな反応がありました。
そんな折、PUBGを丸パクリした中華ゲーの「荒野行動」が、PUBG開始の1年後くらいにiOS/Android版で登場。
最初こそ「中華ゲーの丸パクリ」と批判されていましたが、日本でもプレイヤーが増え始め現在はPS4版が配信される事に。
その間海外では、PUBGと同時に「オーバーウォッチ」が絶大な人気を誇り、その後PS4やSteamなど同時に無料配信された「FORTNITE」にユーザーが流入。
(ここでは海外ゲームの話が主題ですが、日本国内では「スプラトゥーン2」も流行っていましたね)
15日ほど前(リリース日は2019年2月4日)に配信が始まった「Apex Legends」はそのすべての流れを受けたようにして、配信とほぼ同時くらいの速さでバトロワ界の頂点に登り詰めました。
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日本のバトロワゲームはスプラトゥーンという先駆者があってこそ
「スプラトゥーン1」が国内で発売されたのが2015年5月末。
この2015年5月をキィワードに前月と同月、そして翌月に国内で販売された主なタイトルを挙げてみます。
- ダクソ2(2015年4月9日)
- モンハンフロンティアG7(2015年4月15日)
- ゼノブレイドX(2015年4月30日)
- ウィッチャー3 ワイルドハント(2015年5月21日)
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(2015年5月28日)
- ファイナルファンタジーXIV オンライン(2015年6月23日)
海外Steamタイトルがどういう状況だったか記憶ないので(てか調べてないので)わかりませんが、国内での共闘・対戦のバトロワ系が育まれ親しまれたのが「スプラトゥーン1」だったんじゃないのかな?と思った訳です。
もちろん共闘ジャンルは日本でも以前より流行ってましたし、スプラトゥーン以外のタイトルでも複数対戦はありました。
しかしスプラトゥーンが良かったのは「銃」をメイン武器の1つに加え、且つPvPとしての対戦で使えた事が、PUBG以降のバトロワ系が国内に流行った要因ではないかと思ってます。
海外では銃が武器のゲームはそれこそ80年代から沢山あっただろうと思いますが、国産で銃を扱ったゲームでは、それこそ「ダックハント」くらいが真面目に銃と向き合った程度で、後は横スクロールのアクションゲームだとかその程度。
対戦ゲームで、銃を使って相手を倒すなんて“もっての他”だったんじゃないかと思います。
少し余談ですが、「銃」と「対戦」という結びつきをもって、日本国内では「ゲームをすると頭が悪くなる」「暴力的なゲームによって暴力的な性格になる」とメディアなどが未だに取り上げ続け、本気でゲーム全否定の論調が根強くありますが、この度英国オックスフォード大学の綿密な研究論文により、この関連性が改めて否定されたニュースがありました。
いずれにせよ、日本国内ではNintendoが「スプラトゥーン1」を発売。
それがマイクラなどと共にゲーム実況動画が流行る事で多くの人間に浸透し、バトロワと銃がゆっくり浸透していったのかなと感じました。
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スマホゲーム、携帯ゲームの凋落
それでスマホゲームの話。
自分はゲームメディア関係者でもスマホゲームヲタクでもないので、正直よく分かりません。
よく分かりませんが、大手の有名タイトルはアニメや声優LIVEなどで引っ張っていますが、固定ファンが減った分、減収減益に繋がっているのかなと感じています。
それ以外のスマホゲームは、国内のスマホゲームバブルみたいなものが沈静化して、昔から言われ続けていた似たようなゲーム、美少女キャラや萌えキャラ、美男子キャラがタイトル別の色々な世界で、似たようなバトルやアイドル活動を展開し、その都度有償ガチャを引かせて、能力の高いキャラのみが世界を席巻するような流れにユーザー側が飽きてきたんじゃないな…と思っています。
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携帯(携帯電話ではなく外に持ち出すタイプの)ゲームの方は、PS4やSwitchなどの他のゲームハードや、スマホゲーと海外Steam勢。
さらにはその他の影響(例えばhuluやNETFIX、Youtubeなどの動画配信サービスなど)により、プレイヤーが携帯ゲーム機でゲームをする時間が減った事が要因ではないかなと思います。
ファミコンの時代から言われていますが、ハードの売上は(そのハードで遊べる)ソフトの売上が重要なので、面白いタイトルのゲームがなければハードは売れません。
携帯ゲームよりもPS4やSwitchでのゲーム。
もしくはhuluでアニメ見たり、YouTuberの動画見る方が楽しいな!と、携帯ゲームで遊んでいてたユーザーが離れてしまったものと思います。
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日本ゲームの衰勢と海外ゲームの話:まとめ
途中言い訳がましく書きましたが、改めて自分はゲームメディア関係者でもスマホゲームヲタクでもないので、この話が正しいかどうかは分かりません。
ただ同じこと、もしくは似たような事を続けていても飽きるだろうな、とか。
ゲーム以外にも時間を割いてやらないといけない事もある。
ゲーム以外に面白いものが沢山ある。
そして仮にお金があっても、1日24時間というのは全世界の人間全て変わらず平等という事。
その辺りの背景から、スマホゲームや携帯ゲームが盛隆を極めていたところから、ユーザーが離れたのが今回の経緯かなと考えました。
これからも色々なバトロワ系タイトルが登場予定。
例えばテトリスのバトロワとか「誰得?」と本気で思うのですが、国内外問わず今後もバトロワ系タイトルから目が離せません。
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そしてバトロワ系ジャンルの次に流行るゲームは何なのか。
そろそろVR系などが来そうな雰囲気もありますが、今後のゲーム展開も注目してみたいと思います。
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