RPGツクールメイキング:簡単なダンジョンを作ってみよう! -補足-

どもです!
みなさんRPGツクールライフ、楽しんでますか?

IKAは…ええ…こうやってWordpress記事更新してますが、今時点で2週間ほど前に長大なダンジョンMAP作って以降更新が…

そんな話はさて置きっ、前回までの内容に関して説明不足で補足しておきたい部分、サンプルマップについての話を2つばかり載せようと思うのでチラっと読んでみてください。

 

サンプルマップ編集時の注意1:マップサイズの縮小・拡大

以前お話した通り、RPGツクールMVに備わっている「サンプルマップ」が多くあり、それを編集する事でMAP作成時のルールや、デザインなどについて学べることをご案内しました。

その中で、MAPのサイズを決める「幅」と「高さ」があったと思います。
この部分、もちろん後から変更できるのですが、拡大する分には問題ないものの、縮小操作をしてしまうと、画面の右下を基点として右側・下側がそれぞれ削除されてしまいます。

作業中に「もう少し小さいMAPにしたいから、ちょっとサイズ小さくしよう」と小さくしてOKであればいいのですが、縮小操作をしてから「やっぱり戻そう」としても元のサイズにはなりますが、元画像はバッサリ切られてしまうのです。

↑ サンプルにて表示した画面を / ↓ 縮小後に拡大すると画像が切られてしまう。

もちろん一切編集してない状態でのサイズ変更であれば、再度同じサンプルマップを開きなおすだけで事足りますが、自身で調整し編集した後に縮小操作→やっぱり戻す拡大操作をすると、画像が消えてしまう事に注意が必要です。

 

サンプルマップの注意2:配置オブジェクトの注意

サンプルマップを使って編集する場合、道などの部分を大幅に変えるなど、大きな変更作業は(操作上)あまり適さないため、木や花、家の位置や柄の変更など、細々した部分の編集を行う事が多いと思います。

その際、RPGツクール初心者によくあるのが「テストプレイ時に移動できない個所を作ってしまう」というミスです。

言葉で説明しても分かりづらいので、コチラ画像を見てみてください。

例えばこのMAP、自分なりに編集しようと思い、水面に咲く花のオブジェクト(画像右下)のものを、プレイヤーキャラクター(以降、PC)が移動できる道部分にも載せてみました。
野に設置できる花のオブジェクトは4つほどしかないので、少しバリエーションを増やしたいと思ってやる分には良いと思いますが、デフォルトの設定のままこれをしてしまうと、PCの移動を阻害する事になってしまいます。

別画像を用意しましたので、コチラもご覧ください。

これは、ツール → データベース(F9) → タイルセット で確認修正が出来る「タイルそれぞれの特性」を設定するウィンドウです。

この中で今回、道部分にも載せた「水面の花オブジェクト(赤線枠)」を良く見ると、白いバッテン印が付いています。
これはPCが移動する際「このオブジェクトは通過できない」という事を表しています。

それを踏まえて矢印の先の「野花オブジェクト(青線枠)」を見ると、白いマルが付いています。
これはPCが移動する際に「移動の妨げにならずに、そこを通過できますよ」という事を表しているので、このまま配置しても問題ないという事になります。

さらに今説明した事を踏まえて、下の画像を見てみましょう。

これは同じMAPの小さな崖のようなところに、青い野花(黄線枠)を載せたものですが、上で確認した「PCが移動できる」設定によって、この崖の青い花のオブジェクト部分は通過出来る事になってしまうのです。

もちろん編集者側の意図は「花が崖に咲いている」という表現程度なのですが、PCが移動出来てしまうために発生する、いわゆるバグ的なことが発生する要因にもなりかねません。

これらの回避策はプラグインを使うまでもなく、設定などで編集する事もできますが、ルールを理解するという観点から、表現方法よりもまずは「移動できる/できないオブジェクトの違い」などを理解する事が重要だと思いますので、敢えて記載しません。(ニーズがあればまた別途解説します…)

今回載せた注意事項は、RPGツクールのウェブサイトでも記載ありますので、そちらも読んでみてください。

ではまた~。

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