RPGツクールメイキング講座 ~…と、その前に…~

WordPressを立ち上げて、「よし、ほぼ毎日更新するぞ!」と息巻いていたのに、3日ほど日が空いてしまった(汗)。

という訳で、3日ぶりの更新です!

今回からRPGツクールのメイキング講座と題しダンジョンの作り方や、ストーリーやシナリオの組み上げ方などを、ikarush独自のやり方を公開してみようかな~と考えています。

もちろん「RPGツクールMVを使って、まるまる1本のオリジナル作品を作ってみよう!」的な流れを最終的に組みたいとは思ってますが、今この記事を書いている段階(2017年11月初旬)で、オリジナル作品の進捗率は40%弱という感じで、まだ1作品も完成出来ていないのに大それたことは言えません(苦笑)。

そんな訳で、RPGツクールを自分で触っていく中で気づいた事や、こうやったら上手くできたよ~と言う事。またストーリーやシナリオなどについて、TRPGでマスターやってて身につけた部分などを講座として載せていく感じで進めたいと考えています。

ちなみに「RPGツクール」って何よ?という方はコチラのサイトを参照ください。
また自分はJavaScriptなどが詳しい訳でも、多くのプラグイン情報を得ている訳でもありません。どちらかというと、オリジナルデータのままで色々苦心しながら、あーでもないこーでもないと試行錯誤しつつ製作している感じなので、プラグインなどの上手い使い方などは載せられないかな~と思います。

例えばマップ作成におけるテクニックも重要だけど、「導線」とか「ユーザビリティ」とかっていう「教養」みたいな部分にフォーカスして書いていこうかな?と言う感じですね。

マァ、「そんなの知る必要ないよ!」とか「テクニックじゃないなら興味ない」とか「分かったから使えるプラグイン載せろよ」とか言う方には向かない内容とは思うけど、色々自分なりに思う部分を載せてみようと思いますので、よろしくお願いします(^O^)

とその前に、今回は自分の「RPGツクール」踏まえた、ゲーム全体の来歴についてをチラっと書いてみたいと思います。

 

初めてのテレビゲーム。衝撃のファミコン。

自分自身初めてテレビゲームに触れたのは確か小学校1年生くらいの時。
確か近くに住んでいたヤマモト君(仮称)の家に遊びに行った時、お兄さんが遊ぶというファミコンの「超時空要塞マクロス」と「忍者じゃじゃ丸くん」を見たのが初めてでした。


その時見た画面というのは今でも鮮明に覚えていて、横シューティングのマクロスは正直(今でも?)良く分からなかったけど、じゃじゃ丸くんはコントローラーでキャラクター動かして手裏剣投げて敵倒して…ってもうメチャメチャ楽しかったです。

家でファミコンを購入してもらうのはもうしばらく後の事。
それまでは友達と外遊びもしたけれど、既に100本とかゲームソフト持ってる金持ち君とか居て、よく分からなかったけど色んなソフトをプレイしました。

ちなみに自分のファミコンで一番最初に買ってもらったソフトは「ファミスタ」の88年開幕版と「フラッピー」って謎のパズルゲーム。
「ファミスタ」はそれまでも友達と何度かプレイしていたし、当時はまだJリーグなんて物はなく球技と言えば野球だったので、ルールもそれなりに理解して遊べていました。
フラッピーというのはいわゆるパズルゲームなんですが、小学校1年や2年でこのゲームの難易度は高く、知能指数の低い俺的に初の「クソゲー」タイトルになったのは有名な話です(謎

初のRPGゲームはファミコン版のドラクエ3。
既に発売されて1か月程度経っていたと思いますが、父が会社の同僚から「3日間だけ借りて」きてくれて、それでプレイしました。
今にして思えば、あのドラクエ3を良く貸してくれたなぁと思います。
そして3日間だけ借りたドラクエ3は「良く分かんねぇな…」というのが第一印象でした。

 

ドラゴンクエスト3 そして本当のRPGへ…

その後どんなゲームをやっていたかはあまり記憶にないけど、色んなゲームを触った感じでしょうか。
「魔界村」「マイティティボンジャック」「迷宮組曲」「スペランカー」「スーパーマリオ」「キャプテン翼」「忍者ハットリくん」「スパルタンX」「高橋名人の冒険島」「スターソルジャー」などなど。
あの頃は既にファミコン最盛期で、中古ソフト市場も大変な盛り上がり。今にして思えばクソゲーも秀作ゲーも玉石混交で多くの面白いゲームがありました。ちょうどスマホが世に出て1年くらい。世界中に多様なゲームアプリが出回った直後のような感じ。ホント(ゲーマーにとって)良い時代でした。

上に挙げたゲームの正式名称を確認している中で1本、「任天堂はホント凄いな」というゲームを思い出しました。


名作「ダックハント」は別売の「光線銃」をテレビ画面に向けて銃を打つゲーム。画面内に十字型コンソールが表示され、トリガー(銃の引き金)を引くと画面内でバン!と銃が打てる仕組み。プレイヤーの連れたカワイイ犬(名前あるのかな?)が銃で落とした鳥を取ってくれて、それを得点にしてゲームクリアを目指すというシンプルなゲームです(※知らなかったのですがWii Uでも発売されているみたいですね)。しかしナムコなどがゲームセンターでゾンビなどを退治するガンアクションゲーを流行らせる前に、家庭用ゲーム機で遊べるようにした。それも1984年に発売っていうんだから、任天堂の開発力や恐るべしです。

ドラクエ3を再び遊び始めたのは小学校4年生~くらいだったと思います。購入した経緯は忘れましたが、恐らく中古でも比較的容易に手に入るようになったためでしょう。
ドラクエ3はご存知「ルイーダの店」で自分の好きな仲間を連れて冒険に出掛けられるのが醍醐味。当時のメンバーは男女複合の仲の良いクラスメイトパーティでした。
ファミコン版ドラゴンクエスト3のパッケージ
今でこそネットがあり、発売2日目でwikiが立ち…みたいな感じですが、当時はメーカーやファミ通などのメディアが発売する攻略本も少なく、「裏ワザ」や都市伝説みたいな「バグ」の情報があったりと、とにかく分からない事が多かったので、その事で友達と意見交換したり、「防御攻撃って知ってるか!最初に防御してBボタンで前の人に戻ってそれから攻撃…」とか全て人による伝達情報。でもネタバレも少なく、ラーミアのテーマ「大空を越えて」で感銘を受け、バラモスを退治直後のゾーマ出現で肝を冷やしたり、ゾーマ戦の戦闘曲「勇者の挑戦」やエンディング時の「そして伝説へ…」でひどく感動しました。
この時の感動はひとしおで、自分のそもそものRPG感の根幹は、このファミコン版ドラクエ3かなと思ってます。

 

小説やゲームブックから、TCG、TRPG、ボードゲームへ。

テレビゲームはその後も継続してプレイ。
短い時間でも持っていたハードとしてはPCエンジン(コアグラ含む)、CD-ROM2(SuperCD-ROM2含む)、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ゲームギア、3DO、DS、PSVita、Playstation1・2・3・4など。
今でこそコンシューマ(テレビゲーム)機のハードと言えば任天堂とソニーやMicrosoftですが、当時はまずSEGA、そしてNEC、SNK、Panasonicなどもゲームに参入していた訳で、皆プラットフォーマーになりたかったんだなと。GREEやモバゲー、AppleやGoogleなどが美味い汁吸ってるんだろうなと容易に想像できますね。

またテレビゲームではありませんが、今でこそ当たり前のラノベも自分が中学くらいの時に角川スニーカーなどが誕生し、「ロードス島戦記」などのOVA(オリジナル・ビデオアニメ)ものが盛隆。そこから派生したロードス島コンパニオンやソードワールドなどのTRPGに触れました。
ロードス島TRPGのルールブック
また当時ゲームブックなるものがあったり、日本の遊戯王やポケモンカードを生み出した「マジック・ザ・ギャザリング」の日本語初版に触れたりと様々なゲームにふれました。
アンドールの伝説
今は「アンドールの伝説」などRPGジャンルもあるボードゲームにもハマっています。

 

自作のRPGを作りたい! からの瞬殺…

RPGツクールに初めて触れたのは、あの「インターネット」が初めて世に出た名OSバージョンの名を冠した「RPGツクール95」(発売は97年)でした。

当時は大学生になりかけくらいだったのかな。
もちろん小学生・中学生頃のように夢を持っていたし、それでいてTRPGなどで遊んだ経験から、ファンタジーの知識なども多く持っていて、多少なりとも凝ったものを作る自信はあったのですが。瞬殺で挫折しましたね。

なんと言っても「イベント」という概念や「スイッチ」でさえも分からないのに、変数やら自動実行・乱数など、数学やコンピュータの知識的な要素を含んでいる。そしてインターネットの時代ながら、それをプレイしているユーザーの情報さえ上がって来ない状況(皆がみな簡単にホームページを作れる訳ではなかった)。それで良く分からなくて辞めてしまった。

その時代からすれば今発売中のRPGツクールMVはホントなんでも情報があり、ユーザー側で機能拡張出来たりと、「自作の冒険物語を作りたい!」というストーリーテラー達にはオススメなコンテンツである事は間違いないと思います。

話が随分脱線してしまいましたが、自分の話はここで終わりにして、次回からRPGツクール講座を少しずつ載せていこうと思います。

ではまた~。

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