キャラクターシートのレイアウトを語る。

前回、ドラクエTRPGのキャラクターシートについて話して、その次は設定したパラメーターのネーミングや関連性に話すと書いたんだけど、今回はそれを先延ばしにして、もう少しキャラクターシートそのものについてを話してみようと思う。

と、その前に。

当ゲームのタイトル:ドラクエTRPGのタイトルについて話しておこうと思う。

 

自作のドラクエTRPGは「ドラゴンクエスト・サーガ・TRPG」という名称に決めた。

別に最近決めた訳でもなく、アナウンスを今のタイミングが良いと思った訳でもないのだが、自作ドラクエTRPGの正式名称を「ドラゴンクエスト・サーガ・TRPG(以下、DQsTRPG)」と設定した。

ネーミングの間にいれたサーガってのは、スクエニタイトルの「ロマンシング・サガ(ロマサガ)」でもお馴染のSagaで、直訳すると「物語り」って意味になる。(参考:goo辞書

ドラクエってナンバリングタイトルの3から?なのか、詳しいところは知らないけれど、ドラゴンクエストの世界を歩んだ冒険の日々は、(メタな話、FCのROMカセットのセーブ機能が備わって以降)「冒険の書」ってものに記録される。

またTRPGの醍醐味の1つは、GMが自由にお話(シナリオ)を作成してプレイ出来る事にある。

これらを踏まえると、ドラクエTRPGは「GM(ゲームマスター)やPL(プレイヤー)が自由に作成したお話を元に遊んで伝えられるゲーム」と言えると思うし、実際にそれが出来るシステムになるのだ。

上記GMやPLが作るお話は二次創作的なアナザー・ストーリーかもしれないし、全くのオリジナル・ストーリーかもしれない。

いずれにせよ沢山の物語がそこに生まれる事は間違いないだろうなぁと、容易に想像出来る。
その事から「叙事詩」とか「散文的物語」、「冒険譚」や「英雄伝」などなどの意味をもつ「Saga」って言うのを付け加えて、ドラゴンクエスト・サーガ・TRPGというネーミングにした。

別に「2次創作」を嫌っている訳でも、「本家ドラゴンクエスト」と明確な差異を求めたいわけじゃないけど、少しオリジナリティ要素がある方が面白いし、何より自分らしい。(笑

 

キャラクターシートは、パクリ → 手書き → 清書 の順番で作る。

またしても前置きが長くなってしまったが、これから少しずつ語っていくであろうドラゴンクエストTRPGもとい、ドラゴンクエスト・サーガ・TRPG(DQsTRPG)をどうぞよろしくっ!

って事で、本題に入る。(苦笑

それでキャラクターシートについてだけど、前回はテストプレイ直前と現在のシートデザインの「差異」を語った。でもテストプレイ以前のキャラクターシートがどうやって生み出されたのかは良く分からない。
ので、今回はその部分を話してみたいと思った。

それで大元のデザイン・レイアウトだけれど、これは完全に丸パクリである。(苦笑

世の中には機能性や見栄えなどに本当に優れた(TRPGシステムの)キャラクターシートが沢山ある。
もちろんシステムは沢山あるし、使い勝手は人それぞれなため明確な優劣は難しいけれど、システムとルールに基づいて作られたユニークなデザインも沢山ある。
それら自分が遊んで面白かった・印象的なキャラクターシートをパクれば、8割くらい完成したようなものだと思う。(笑

ちなみに個人的に好きなTRPGのキャラクターシートは「D&D」と「ロードス島戦記コンパニオン」の2つ。
機能性に優れているとは正直言えないけれど、2つとも世界と日本それぞれの老舗TRPGであると言えるだろうし、機能寄りのコマゴマしたキャラクターシートに比べて、作りこみが甘い(言い換えれば、作りこめる余剰のある)レイアウト・デザインが心地いいからだ。(褒めてるつもり

ちなみに今回のDQsTRPGのキャラクターシートの元となっているのは、かなり以前、ikarushが自作で思いついたTRPGを作ろうとしていた時に作成したキャラクターシートを用いている。

当該のキャラクターシートのゲーム内容やルール、システムは不明。いずれにしてもパクリからの自作キャラクターシートではある。

ここでもし良かったら、前回載せた「テストプレイ前のキャラクターシート」と比較してみて欲しい
A4横向き、中央で山折りをするレイアウト、左上にパーソナルデータと隣に自画像スペース、パーソナルデータ直下にレベルやHPなどを記入し、その下に能力値。右側は所持品やスキルなどなど。
上記レイアウトを編集したのが分かると思う。

またこのキャラクターシートはExcelで作成した。
今回DQsTRPGのキャラクターシートは、5回行ったテストプレイ後にPhotoshop作成になるものの、テストプレイ中まではExcelで作成していた。
その時のデータも見つけたので、同じように載せてみる。

テストプレイ直前のキャラクターシート編集画面。A4左右ページをExcelで別タブ作成し、縦向き作成。後から左右を合わせてA41枚で出力している。

もしかしたら前回載せた「テストプレイ直前のもの」とは多少違っているかもしれない。
これは、テストプレイを重ねる中で何回か修正して変更していたためで、全く同じデータは残していないのが理由である。ご了承くだしあ。

なおTRPGシステムを制作している企業さんのキャラクターシートがどのように作られているか、俺は知らない。

ツール的には恐らく、Photoshop(もしくはイラストレーターなどレイアウトデザインを細かく修正出来るアプリケーション)からのIn Designにて装丁後、ユーザーがルルブをコピー機にて印刷しても、レイアウトが崩れないように作成していると思うが、詳細は分からない。

ただExcelくらいPC触れる人間であれば誰だって使えるし、セルの調整(からの幅や行の高さ編集)は専門知識なく、マウス操作だけで十分できる。

パクるキャラクターシートだって「万人に受け入れられたもの」じゃなきゃいけないワケなどあるはずがなく、下書きの段階で完全に自作したって良い。

例えばの話、2018年初夏の同人TRPGミーティングに参加した際、自分たちでオリジナルのキャラクターシートを作成した。
これは「剣と魔法の世界のファンタジーゲーム」って言葉からイメージして、デザインを散りばめて組み合わせながらキャラクターシートを作成した遊びみたいなもの。
実際同じ班メンバーがキャラクターシートをあれやこれや作成しながら、このゲームはたぶんここがウリだとか、世界観やルール、システムについての話を想像で言わば「でっち上げ」ながら30分程度で作ったものが以下のキャラクターシートである。

ゲームシステムの詳細は忘れたが剣・魔法・チカラを、じゃんけんのグー・チョキ・パーに置き換えてそれぞれの強さがあり、それに関するスキルを習得する事で、じゃんけんの枠組みを超えた、いわば「ズル」も可能にするようなルールで遊べるゲーム(のキャラクターシート)が出来上がった訳である。

システムもルールも細かい数値データも、遊ぶ毎に様々変化するのは仕方ないので、それらも遊びながら編集出来たら誰しも自分が思い描く面白いゲームが作れると思う。
キャラクターシートもExcelが出来なければ手書きでも、書かれている文字が視認できて、記入できるスペースがあればそれだけでキャラクターシートなので、体裁にかこつけず自作して、オリジナルゲームが沢山遊べると良いなぁと思う。

毎回最後、少し脱線してしまうのでアレだが、次回は前回述べた通り、キャラクターシートに設定した各種パラメーターの由来などについて書いてみようかなと思う。

ではまた~(*‘∀‘)ノシ

 

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