先日何気なくTwitterのTLを眺めていたら、アニソン界の歌姫LiSAが以下のツイートをしていました。
調べてみたらAmazonのオリジナルドラマとの事。
何も知らず事前情報ゼロだったのですが、「LiSAが推すドラマってどんなやろ?」てな感じで見始めたのが最初です。
という訳でこのブログは私ikarushがAmazonオリジナルドラマ「The Boys(ザ・ボーイズ)」を見た感想やあらすじ、ドラマの登場人物などをご紹介。
The Boys(ザ・ボーイズ)ってどんなドラマなの?
という疑問にお答えします。
最初に全体の概要説明をしますので、最後まで読まなくてもサクっとThe Boys(ザ・ボーイズ)の事がわかっちゃいますよ!
目次
LiSA太鼓判のドラマ「The Boys(ザ・ボーイズ)」を見てみた
The Boys(ザ・ボーイズ)のあらすじ:スーパーヒーローvs一般市民の戦いを描いたドラマ
欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたち。非公式に「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが腐敗したスーパーヒーローたちを倒そうとする。特殊能力を持たない彼らは根性と信念で悪しきヒーローに立ち向かう。
『ザ・ボーイズ』あらすじ―― Amazon Prime Video
このドラマは大筋で言うと2つの陣営のバトルです。
1つはアメコミヒーロー、ス◯イダーマンやアイア◯マンみたいなマー◯ルのスーパーヒーローの陣営。
もう1つはそのスーパーヒーローに戦いを挑む「一般人」グループです。
皆さんご存知のマーベ◯のスーパーヒーローは地球の危機を救うために戦いますが、ザ・ボーイズに出てくるスーパーヒーローは少し違います。
もちろんアメリカ市民を救うために戦いますが、その実は「自分たちの権力や、より大きな名声を得るために戦う」というのがホンネ。
なので「権力も名声も得られないならやる(助ける)意味ねーや」みたいな、カネも地位も得られないならやらないと言ったクズ野郎がゴロゴロしています。
そんなクズ軍団なので、たまにハメを外した事が原因のアクシデントも発生。
そんなアクシデントから「スーパーヒーローふざけんな!」という声なき声を持った一般市民「The Boys(ザ・ボーイズ)」達がひそかに立ち上がり復讐をする。
その過程で、徐々にスーパーヒーロー達1人1人の心の声や、スーパーヒーローの出生の秘密などが明らかになる…というのがシーズン1の流れです。
The Boys(ザ・ボーイズ)を見る際の2つの注意点
キャラクター紹介をする前に、The Boys(ザ・ボーイズ)を見るに当たっての注意点を2つ紹介します。
The Boys(ザ・ボーイズ)を見る際の注意点①:Amazonプライム限定ドラマ
1つめの注意点は「The Boys(ザ・ボーイズ)」はAmazonのオリジナルドラマであるという事。
なので、Amazonプライム会員でないと視聴できません。
もちろん月額会員や学生会員、さらには30日間無料体験もありますので、ご自身の好きな会員サービスにて視聴できます。
またThe Boys(ザ・ボーイズ)以外のAmazonオリジナルコンテンツとしては、以下のようなものもありますので、無料会員・月額会員期間に合わせて見てみるのも良いかもしれません。

松本人志が仕掛ける参加費100万円を笑ったら負けで仕掛けるお笑いバラエティ。現在はシーズン7まで配信中。

浜田軍団と矢部軍団に芸人が別れて様々な車両でバトルを行うアクションバラエティ。現在はシーズン2まで配信中。

京都の創業450年の老舗和菓子屋「福家堂本舗」を舞台にした恋愛や家族ドラマをテーマにした珠玉のラブストーリー。

主人公の綾(水川あさみ)が23歳で上京してから、東京だからこその価値観や事象に翻弄されながらも強く生きる女性の人生模様を、その時々に暮らす街を背景に恋に仕事に、悩みつつも成長していく過程を描くドラマ。
The Boys(ザ・ボーイズ)を見る際の注意点②:18禁のグロシーン全開ドラマ
2つめの注意点は18禁(エピソードによって16禁も含む)のドラマであるという事です。
ドラマの冒頭で毎回上記画像が表示され、成人向けの描写・表現があるので注意と流れます。
実際にドラマはグロいシーン満載です。
性的描写も少々ありますが、オッパイが出てくるとかは(記憶の中では)なかったはず。
ただズボンを下ろしたり、性行為を強要するようなシーンは登場します。
しかし何といっても臓物ブッシャーとなるようなグロテスクなシーンはホント多い。
たぶん1エピソードに1回は出てくるんじゃないかな?
という訳でホラーは好きだけど、グロはちょっと…という方は少し様子見しても良いかもしれません。
もちろんドラマのストーリー自体はホラーやグロを見せよう見せようとしてはおらず、心の葛藤や本音との戦いや恋愛を描くまともなドラマではありますが。
The Boys(ザ・ボーイズ)の陣営と主要キャラクター紹介
ここからは陣営別のキャラクターや、その他の話に絡むサブキャラクター紹介をして行きます。
The Boys(ザ・ボーイズ)の陣営:ヴォート・インターナショナルの(ネ申)セブン
ドラマ「The Boys(ザ・ボーイズ)」の悪者たる正義のヒーロー達は、ヴォートという会社に属する7人のスーパーヒーローです。
セブン:ホームランダー【ヒーロー達の絶対的エース】
ホームランダーはヒーロー達を束ねる絶対的リーダー。またセブンの顔的存在で、ヒーロー達の中でも断トツの人気者です。
しかしその実は、自分の思い通りに行かないと仲間であろうと牙をむく、傍若無人を絵にかいたような人物です。
ヴォート社の副社長であるマデリンと深い仲にあります。
◆特殊能力:高速での飛行能力、目から全てを焼き尽くすレーザー発射
セブン:“クイーン”メイヴ【ホームランダーの女房的スーパーガール】
新人のスターライトがセブンに参加するまではヒーロー達の紅一点。
ビジネスと自分の本心を割り切って生活をしていますが、心に秘める芯の強さを垣間見せるエピソードを多く披露します。
元はホームランダーと恋仲にあったようです。
◆特殊能力:高速での飛行能力、並外れた怪力
セブン:ディープ【海を愛する美男子半魚人】
脇腹の辺りにエラを持つ美男子半魚人キャラ。
セブンの中でもホームランダーやメイヴのように一目置かれた存在のようですが、無類の女好きが祟り、少々邪険にされるようになります。
◆特殊能力:並外れた運動能力、魚をもしのぐ水泳能力、魚類との会話
セブン:トランスルーセント【ダイヤモンドの肌を持つ透明人間】
透明人間キャラ。
姿を現す事もありますが皮膚を周囲に溶け込ませることで透明化できるため、わざと全裸で活動することが多く、そのためほとんど透明のままでいます。
なお、ノゾキが趣味でトイレや執務室など様々な場所にひそんでいます。
◆特殊能力:皮膚の透明化、皮膚がダイヤモンド並みに硬い
セブン:Aトレイン【肉眼でとらえきれない世界最速の男】
超高速アスリート。
超高速ダッシュがウリのアスリートキャラで、ダッシュ中の彼を肉眼で捉えることは恐らく不可能です。
世界最速という言葉に弱く何が何でも1位という座に固執し、そのためクスリを日常的に使用しています。
◆特殊能力:超高速ダッシュ
セブン:ブラック・ノワール【繊細さを兼ね備えた無言の戦士】
漆黒無言の戦闘アーミー。
それでいて日本の茶や、ピアノなどを愛する繊細さを兼ね備えた屈強な戦士です。
シーズン1ではそこまでの登場はなく、発言もほぼない事から詳しいことはまだ良く分かっていません。
◆特殊能力:プロ級のピアノ演奏、卓越した戦闘能力
セブン:スターライト【自分の心を大事にするプリンセスガール】
このドラマが始まる中で新たにセブンに迎え入れられた新しい7人目のヒーロー、それがスターライトです。
「人助けをしたい」という想い強くセブンに参加するのですが、初日からヴォートのやり方やセブンの洗礼を受け傷心。
その後The Boysのヒューイとの関係性などから、徐々に自分自身の心に従うという自分のやり方・立ち居振る舞いに邁進(まいしん)するようになります。
◆特殊能力:電気を操る能力、電気を力に変えた怪力
ヴォート:マデリン・スティルウェル【ヴォート副社長にしてセブンのブレイン】
ホームランダー担当で、セブンのビジネス方向性を決める重要なかじ取り役。
メイヴやディープなどにも指示を出して、会社としてのセブンのあり方を常に考えていきます。
またシングルマザーで一人息子を溺愛していますが、その息子への愛に嫉妬するホームランダーも掌握しようと対応します。
ヴォート:アシュリー
ヴォートの広報担当でスターライトの指導係り、スターライトのやり方に口酸っぱく反応し、ヴォート社のやり方を遂行するよう指示します。
ヴォート:ヴォーゲルバウム博士
ホームランダーの生みの親。彼を「ジョン」と親しみを込めて呼びますが、「失敗作」とも話します。
The Boys(ザ・ボーイズ)の陣営:一般市民「ザ・ボーイズ」
ザ・ボーイズ:ヒューイ
本編の主人公。
家電販売店のいち社員として慎ましい日々を送っていましたが、ある日恋人のロビンをAトレインのアクシデントで亡くした事からヒーローに憎悪を覚えます。
その後、ブッチャーからの誘いから彼のグループ「ザ・ボーイズ」に参加。
またそれとは別に公園のベンチでアニー(スターライトの普段の姿)と出会い、彼女との絆も深めていきます。
ヴァン・ヘイレンやAC/DCなどと言ったハードロックTシャツを着こむロック好き青年。
ザ・ボーイズ:ブッチャー
過去に自分の妻がホームランダーとの関係から自殺同然の行方不明となった事から、個人的にスーパーヒーロー撲滅を願って行動する武闘派英国人。
元CIA職員で、MMやスーザンなど仕事で関係したコネクションを駆使して、セブンと対峙していきます。
ザ・ボーイズ:フレンチー
2話から登場する銃とドラッグに卓越した異端フランス人。
また幼いころに父に虐待された過去から、口のきけない謎の少女との心を通わせる優しい一面も見せます。
なおMMとは過去の出来事から犬猿の仲。
ザ・ボーイズ:マザーズミルク(通称MM)
3話から登場する屈強な黒人の現役CIA職員。
本名はマザーズミルクとなっているが、その頭文字をとってMMと呼ばれる事が多い。
ブッチャーが元同僚という仲で訪ねるが、過去のいきさつからブッチャーを好ましく思っていない。
またフレンチーとは過去の出来事から犬猿の仲。
妻と子供を溺愛しているが、妻もまたブッチャーとの付き合いを望んでいない。
ザ・ボーイズ:謎の少女
4話から登場する口のきけないアジア系女性。
スーパーヒーローのドーピング・ドラッグとして登場する謎の液体「コンパウンドV」を盛られた事で、驚異の身体能力を持つ。
中国人街の奥深くに監禁されており、それがためにザ・ボーイズにも心を開かないが、フレンチーとのやり取りなどを経て徐々に心を通わせるようになる。
The Boys(ザ・ボーイズ)の登場人物:その他の登場人物
スーザン
現役CIAの副長官で、ブッチャーのCIA時代の同僚。
ブッチャーの事をあまり好ましく思っていないが、コンパウンドVについての情報提供などから、彼との関係を継続させる。
ヒュー・キャンベル
ヒューイの父。
息子を愛し何かと気に掛けている。
俳優はミッション・インポッシブルシリーズなどでもおなじみのサイモン・ペッグ。
ドナ・ジャニュアリー
アニー(スターライト)の母。
敬虔なクリスチャンで、娘の大成こそが自分の夢としている。
ポップクロー
Aトレインの恋人でセクシーモデル。
コンパウンドVの常習犯で、徐々にその副作用に溺れていく。
エゼキエル
確実に「ゴムゴムの実」を食べただろう、もしくはストリート・ファイターに登場するダルシムの血縁関係者だろう、手を自由に伸ばす事が出来る宗教団体の牧師。
メズナー
元子役俳優にして、握手した相手の心を読む事が出来る能力者。
マロリー
ザ・ボーイズの創始者で元CIA職員。
ブッチャーをザ・ボーイズに引き入れたが、2人の間には過去の確執がある模様。
「The Boys(ザ・ボーイズ)」を見てみた感想
最後に感想を載せてみます。
出来るだけネタバレしないようにしますが、少しはネタバレするかもしれません。
全くゼロの情報でドラマを見たい方は読まない方が良いかも…
マ◯ベル系スーパーヒーローを知らなくても楽しめる!
まず◯ーベル的スーパーヒーロー、しかし権力や名声に溺れたダークサイダーという立ち位置ですが、マーベ◯系作品を知らなくても見られるのが良いと思いました。
ホームランダーはいわゆるスーパ◯マン、素人の私でもそのくらいは分かりますが、後は良く分かりません(苦笑)。
でも話の中心として登場するスーパーヒーローは全部で7人しか出て来ませんし、個性的な能力を持ったキャラクターなのですぐわかります。
もし覚えられなかったら、このブログをブックマークしてたまに見ればOKです。
善vs悪の勧善懲悪では収まらない、葛藤と謎が交差するストーリー
ハリウッド産のアメコミ作品というと、なんとなく分かりやすいヒーローvs根っからの悪役と対決みたいな図式を想像してしまうのですが、The Boys(ザ・ボーイズ)にはそんな雰囲気はありません。
もちろんスーパーヒーローはアメリカ市民から絶大なる人気と支持を受けていますが、セブンのヒーロー達は物語りの中で自分たちの姿を葛藤したり、行動に疑問を覚えて反発したりします。
そのため常にザ・ボーイズvsセブンという戦いが描かれる訳ではありません。
そして物語が進む中で「コンパウンドV」なるドラッグの、スーパーヒーローと密接に関係する謎が出てきて、この謎を巡ってのスーパーヒーロー出生の秘密についてのストーリーが進行します。
既にシーズン2の製作が始まっている
The Boys(ザ・ボーイズ)の動画、まだ日本語翻訳されたトレイラーなどがないため、当ブログには載せていませんが、本場アメリカの方では結構人気らしく「悪のスーパーヒーロー」の今後に注目が集まっています。
そして字幕版と日本語吹き替え版が7月末に公開されたシーズン1ではありますが、現時点で既にシーズン2の製作もスタート。
時期はいつなのか、明確な日付は分かっていませんが恐らくそれほど日を待たずして、シーズン2が見られるのではないかと期待しています。
- ホームランダーの息子
- 失踪のレベッカの謎
- それぞれの想いから別行動をとったザ・ボーイズの今後
- アニーとヒューイの関係
- コンパウンドVにて作られたテロリストとセブンの戦い
などなど見どころ満載でシーズン2も見逃せませんね!
このブログ記事の続きは、シーズン2公開後にお届けします。
それではまた~!
以下にAmazonで見ることの出来る「The Boys(ザ・ボーイズ)」の各リンクを掲載します。
コメントを残す