「コールセンター」と検索すると、「きつい」「辛い」などのイヤなワードが出てくる事を知っていますか?
実は自分も少し前に、そんな「きつい」「辛い」コールセンターを経験してしまい、大変な目に遭ったのでした。
この記事では実際に経験した会社の雰囲気とか、コールセンターを含む会社の環境から、「きつい」「辛い」コールセンターを見分ける方法をお伝えします。
さらに、「きつい」「辛い」コールセンターを紹介している派遣会社の見分け方や、良質な派遣会社も案内します。
記事を読み終えると、どんなコールセンターが「きつい」「辛い」のか。
また、「きつい」「辛い」コールセンターに行かなくて済む方法も分かります。
という訳で今回は「コールセンター探訪記」の3回目をお届けします。
これまでの「コールセンター探訪記」については以下よりご参照ください。
なお今回も、前回までの話と関連性はありません。
目次
きつい・辛い現場を見分ける方法
過去に何ヶ所かのコールセンターに行きましたが、耐えられず3日で辞めてしまった。
そんな過去もあるikarushです、みなさんこん◯◯わ。
この記事を読んでいただく方が実際にコールセンターに行って、「コールセンターってこんなにきつい・辛いんだ…」と気落ちして欲しくありません。
そんな自身の経験を踏まえて、きつい・辛いコールセンターがどんなところなのか。
わかりやすく解説して行きます。
「きつい」「辛い」コールセンターの条件

どんなコールセンターが「きつい」「辛い」のか。
そしてやる気がなくなるのか。
先に結論からお伝えします。
- 研修期間が短い
- 見返りが小さい
- 理不尽
こんな内容や条件の企業は、「きつい」「辛い」の可能性が高いです。
内容を詳しく見てみましょう。
①:研修期間が短い
コールセンターは1つの現場でしっかり技術を覚えると、他のコールセンターでも技術が応用できるという利点があります。
そこを企業側が逆手にとって、電話応対の基礎の部分をすっ飛ばし、必要最低限の事しか教育しない。
そんなコールセンターは「きつい」「辛い」可能性が高いです。
またコールセンターはサービスの知識など、覚える事が非常に多い現場が多いです。
そんな現場にも関わらず、短い時間で大量の内容を詰め込み学習させる。
電話応対に余裕がない現場は、新人の学習にも時間をとれません。
研修期間中に周りを見て同じ感想の人が多ければ、「きつい」「辛い」現場の可能性大です。
②: 見返りが小さい
コールセンターでなくとも会社で仕事をするという事は、自身の時間をその会社に投資して、その見返りに報酬である賃金を得るという事です。
これが労働というものであり、仕事そのものの姿です。
その報酬としての対価について、出来るだけ50:50もしくはそれ以上に上げたいと思うのは労働者は誰しも同じ。
従って毎年春闘によるベア(ベースアップ)があり、労組と企業が対決しているのはニュースを見れば分かりますね。
この見返りとしての報酬が小さいと感じる環境はイコール、ブラックです。
給料が安い・仕事がハード・精神的に病むなど、体験していて「きつい」「辛い」と感じたら、間違いなく良くない環境でしょう。
少しでも割に合わないと思ったら、「きつい」「辛い」現場で間違いありません。
③: 理不尽

まず理不尽とはどういう事なのか、確認しておきます。
理不尽(りふじん)は「物事の筋が通らないこと」という意味の言葉です。
わかりやすく言えば「無茶苦茶なこと」という意味です。例えばモンスターペアレントの要求などが「理不尽」です。
理不尽の意味をわかりやすく-理不尽の意味 | 意味解説ブログ
モンスターペアレントは、幼稚園の劇の役回りに不満があり、自分の子供を主役にしろなどと無茶をいう親のことです。
このような要求の結果、白雪姫が25人も登場するような劇も実際にありました。
本来であれば主人公である白雪姫は1人であることが「筋」ですが、無茶苦茶なことに白雪姫が何人も主演として登場することになりました。
このような筋の通らない無茶苦茶なことを「理不尽」と言います。
前項の「見返りが小さい」と少し似ていますが、上長が理不尽・現場のシステムが理不尽・シフトが理不尽など、納得が行かない点が多ければ「きつい」「辛い」現場です。
あなたが右も左も分からない社会人。
もしくは何か問題が発生した時の責任が、明らかに自分のミスだった場合。
そういった状況で「これは自分が悪かったな」と思えるならば、怒られても仕方がないでしょう。
それはなく、一方的に上から目線で怒られる。
言われた記憶がないことで叱られる、など。
全く納得がいかない事が多ければ多いほど、そこは「きつい」「辛い」コールセンターと言えるでしょう。
ウマい言葉とキツい仕事:派遣会社の見分け方
今度はどんな派遣会社が「きつい」「辛い」仕事を紹介しているのか。
こちらも結論からお話しします。
- 常に大量の人員募集を出している
- 派遣登録に行くと希望する仕事がなくなっている
- 日払いや高収入をうたっている
こんな内容から「きつい」「辛い」仕事内容が見え隠れします。
では内容を確認しましょう。
①:常に大量の人員募集をしている

新しく立ち上ったコールセンターであれば良いですが、そうではなく大量の人員募集をしていると、大量に辞めている人間も多いと想像できます。
という事はその現場での仕事は、「きつい」「辛い」可能性が高いです。
もしかすると電話自体は問題なく、コールセンターの環境や人間関係が悪いと言う可能性もあるでしょう。
シフトの希望が全く通らない
最初に説明されていた待遇と違う
上司や関係者の人当たりが激しくゴマスリしないと働けない
常に忙しい現場で新人の風当たりも強い
現場によって様々あるとは思いますが、大量募集のウラに大量退職アリと考えるのが良いですね。
②:派遣登録に行くと希望する仕事がなくなっている
Webで仕事内容を見ていて、これは仕事として楽しそうだと思い派遣先に連絡。
まずは登録会に来てくださいと言われて行きました。
名前など全て記入し、今回この応募で来ましたと伝えると、「その仕事はなくなりました」と言われる。
それで全く別の案件を紹介されるが、納得いかないし興味もない。
そんな話を、別に紹介されて就業した企業の研修中でしたところ、同じ派遣元の数人から同様の話を聞きました。
つまり「見せかけ」に引っかかった訳なのです。
派遣の登録に行って「希望された仕事はもう募集が終わりました」と言われたら、うたがった方が良いかもしれません。
③:日払いや高収入をうたっている
お金のない人やお金に苦労している人は、こういった文句に飛びつくでしょう。
数日働いて数万円。
1週間で延滞しているものが払えるし、アレもコレも買えるかもしれない。
でもそんな内容とウラハラに、「きつい」「辛い」仕事が待っている可能性が高いです。
考えてみてください。
世の仕事全て、日払い週払いに出来るはずなのになぜしないのか。
それは作業に手間がかかるからです。
わざわざ経理の人間が毎日・毎週、銀行に行って振り込み作業をしないといけない。
何故そんな面倒な事を、この派遣企業はしているのか。
それは「きつい」「辛い」仕事の現場が待ち受けているからです。
きつい・辛い現場を見分ける方法:まとめ

「きつい」「辛い」仕事をさせるコールセンターと、それを募集する派遣企業について、改めて内容をまとめます。
【コールセンターの見分け方】
- 研修期間が短い
- 労働に見合う見返りが小さい
- 納得いかない事が多く理不尽な現場環境
【派遣企業の見分け方】
- 常に大量の人員募集を出している紹介先がある
- 派遣登録に行くと希望する仕事は終了したと言い別の企業を紹介してくる
- 日払いや高収入をうたっている
ただしこのような環境であっても、絶対にきつい・辛い仕事であるとは限りません。
また人によっては、今回あげたような現場でも全然大丈夫という事もあります。
結局は自分がどう感じるかどうかですが、少しでも肌に合わないなど無理したら心身が壊れるだろうと感じた場合、別の就業先に進む方が賢明です。
きつい・辛いコールセンターからの離脱

あなたの感触で、きつい・辛いコールセンターだと感じた場合。
その時はしっかり「次を見定めた行動」を取ると良いでしょう。
具体的な行動については、以下の2つを紹介します。
- 別の就業先に行く
- 今の現場で働きながら別のキャリアを考える
別の就業先に行く
これは別の「コールセンターに行く」という意味での転職です。
企業もコールセンターも千差万別。
ブラック企業が蔓延しているからと言っても、コールセンター全てがブラックな環境という訳ではありません。
あなたの職場が「きつい」「辛い」コールセンターで、紹介された派遣会社も、今回紹介した内容に合ったものであれば、別の登録サイトを使うと良いでしょう。
以下にオススメの登録サイトを何社か紹介してみますので、これらのサイトを積極的に使って、一日でも早く「きつい」「辛い」コールセンターからの離脱を果たしてください。
派遣Style
コールセンターも含めた派遣・紹介予定派遣について、全国の仕事情報が満載の登録サイト。
常時36,000以上を誇る日本最大級の求人数を掲載している他、全国の派遣会社や人材会社の求人など、様々な方法で仕事を見つけられます。
- 40歳くらいまでの男女の求人が多め
- 特に20代~40代の女性、主婦やママ層などに指示されているようです

全国のママさんを応援する求人サイト:ママワークス
次は家にいる空いた時間に在宅ワークなどでお仕事をしたい主婦の方におすすめの「ママワークス」です。
- スキルはあるけど、スーパーのパートしか仕事が見つかない
- 子供がまだ小さくて家を空けられない
- 家庭に入ったけど再びキャリアアップを目指したい
そんな要望の主婦やママさんと、積極的に女性の採用を行なっている企業をマッチングする求人サイトになっています。

今の現場で働きながら別のキャリアを考える
もう1つのパターンは、現在の職場に少しでも在籍しながらスキルアップし、別キャリアの転職を果たそうとする行動です。
実際に自分が取った方法も別キャリアへの就職で、転職エージェントなどを利用し、転職を行いました。
より具体的には「職務経歴書の書き方」などをつづった以下の記事に詳しく書きましたので、コチラを参考にしていただけると嬉しいです。
またスキルアップの方法。
働きながら、別の収入を得る方法についての記事も書いています。
1つはWebプログラミング系の言語を学んで、ITエンジニアを目指す道。
もう1つは自分も今取り組んでいる、ブログなどで収益を上げる道です。
具体的な方法論を書いていますので、読んでいただけると嬉しいです。
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