ども、ikarushです。
5/7の朝にフォロワーのビビ丸さんがツイートされた以下の内容を拝見し、少しアドバイス的なレスをしました。
その流れを受けて今回は
- 初めての本を読むときの選び方が分からない
- 何を読めば良いか分からない

さらに
- 面白い本があったら知りたい
- 誰でもサクっと読める本があれば教えてほしい
こんな疑問や質問から「初心者の本の選び方」その方法について解説したいと思います。
このブログ記事を読めば「活字だけの本は苦手!」という方や、「最初は読めるんだけど集中力がなくなって、いつも最後まで読み切れない…」ってトラウマのある方でも、ラクにストレスなく読めるようになりますよ!
最後までタラタラ~と流し読みして、参考にしてもらえるとうれしいです。
目次
初めての本を選ぶ方法【サクっと読める本ランキング】

早速その「初めての本を選ぶ方法」の解説を進めるのですが、先に結論からネタバレしてしまいます。
初めての本を選ぶ方法は「パッと見、気になった本を読め」です。
ちょっと雑で、逆に分かりづらいかもしれませんね。
という訳でこのブログでは上記内容を解説をしながら、初めての本を選ぶ方法について話をしていきます。
また、サクっと読める本ランキングについては、目次にて5位から順に眺めてもらえると嬉しいです。
初めての本を選ぶ方法①:初めての本は「読みたい本」であれば何でも良い

最初のポイントは、本を「読みたい」か「読みたくない」か、そのモチベーションについてです。
人が本を読みたい!と思うのは「分からない事を知りたい」という、その情報獲得手段の1つとして本を読もうと思うもの。
もしくは「ヒマだから」という理由よりも「面白い何かを得たい」という、アニメや映画などと同じエンターテインメント要素で読書をしたいのかなと思います。
前者「分からない事を知りたい」という場合は、何が知りたいのかを明確にして、そのキーワードで本を選ぶと良いでしょう。
例えば初めての読書ではあるけれど、パソコンについて知りたい!という事であれば、超初心者向けの本を選べば良いでしょう。
「いや、でも初めて読むんだよ?」と疑問に思う人は、自分の国語力をナメています。
このブログをここまで読んでいる時点で読解力はありますし、SNSやゲームのチュートリアル、マンガやCMでも文字が書かれているので、国語力0ではこの辺りも理解できません。
つまり初めての本選びで「分からない事を知りたい」という場合は、知りたい内容をより具体的に「何が分からないのか」を確認して、その内容に書かれた本を読めばOKです。
「本の中身の内容」よりも、読む人のモチベーションがとても重要と思ってもらえれば良いです。
「もっと具体的に選ぶ方法教えてよ」という方は、以前書いたブログ記事:本の選び方は、刺さるか刺さらないかで決めるを見てみてください。
初めての本を選ぶ方法②:誰でもサクっと読めちゃう「サク読めランキング5選」
次にお伝えする内容は、前項で話したうちの後者。
ヒマなので本とか読んでみたい
↓
つまり「面白い何か」を得たい
↓
でも活字だけの本は苦手
↓
という訳で誰でもサクっと読めちゃう本が知りたい!
こんな読書初心者さんの要望に応えるべく、ランキング形式で誰でもサクっと読めちゃう活字本を紹介します。

サク読め本ランキング第5位:若きウェルテルの悩み/変身
第5位には海外の古典小説2つが同時ランクイン。
「若きウェルテルの悩み」は、かの有名なゲーテが書いた短編恋愛小説。
登場人物の青年(ゲーテ)が素敵な美女に恋するが、その人には相手がいて恋心に身体も心もボロボロになってしまうというお話。
「変身」はチェコ生まれの世界的文豪として有名なカフカの短編小説で、1915年に発刊されました。
こちらのあらすじとしては普段通りベッドで寝て起きたら、自分が巨大なムシになっていた。家族はその姿をみて狼狽して泣き出したり、逃げ出したり、殴られて…という内容です。
変身はどちらかと言うとシュール系。
若きウェルテルの悩みは、現代で言う初恋の相手がアイドルで、ストーカーになったら迷惑かけるし、でも他の男と付き合うなんて絶対無理だし…ってモンモンと考えて気が狂うみたいな感じですね。
この2冊(1冊でもOK)は次のような側面からランクインしました。
・しっかりお話になっている
・世界的名作
・古典的名作
話の分かりやすさで言えば「若きウェルテルの悩み」に軍配。
話の短さで言えば「変身」が勝っています。
まぁページ的に薄い本なので、「学のない俺でも海外古典読んだ事あるぜ?」って自慢できると思います(苦笑)
サク読め本ランキング第4位:ハリー・ポッター・シリーズ
4位にはかの有名なファンタジー超大作、ハリー・ポッターがランクインです。
話のあらすじなどは今さら説明不要ですね。
映画でお馴染なので、実際に見た事がなくてもCMやネタ動画など様々なところで見聞きしたことはあるでしょう。
本自体はブ厚く、それも1タイトルで前後編の2冊組みなので大変な文章量です。
この本(ハードカバー)を初めて手に取ったのは中学生くらいの頃。
その時はまだ映画は存在してなくて、話題性と「面白い!」という評判だけで読み始めたのですが、分厚い本なのに むちゃくちゃ読みやすく、確か2日くらいで読み切りました。
後編は1日で読み切ったので、むちゃくちゃ面白くてのめり込める事うけあいです。
というのも作者であるJ.K.ローリング氏は、子どもの頃から児童文学向けの小説を(完成しなかったものの)何度も書いていたため、説明が子供向けで分かりやすいことが特徴。
また英語版に挿し当たっては、本の中で使われる単語が小学生で覚える単語で作られているため、誰でも読める小説となったのでした。
上記側面含めランクインしたポイントをまとめます。
・使われている言葉が子ども向けで分かりやすく読みやすい
・映画を見れば物語の内容が先読みできる
・分厚い本を読み切った!という気分にさせられる
ちなみに現在、Kindle Unlimited版は0円でした。
サービスを利用されている方は、この機会に一度読んでみてはいかがでしょうか?
サク読め本ランキング第3位:爆れつハンター
むっちゃラノベ(ライトノベル)です。
ファンタジー要素に、お笑い要素と青年向けのエロ要素を混ぜてバトルを組み合わせた、90年代~2000年代初頭辺りまで流行したラノベの時代的作品の1つです。
ちなみにこれ以降のラノベとしてはハーレム系、そして異世界転生系が。
現在は異世界転生で独自のライフスタイルを極める系(料理やるとか)が流行りかな?と感じています。
とにかくメディアミックス(マンガ・アニメ)もある青少年向けなので、中学生~20代くらいの方で「マンガは好きだけど小説はちょっと…」という方にうってつけの1冊ではないかと思います。
ちなみにYouTubeで同作品名を検索したら、アニメのOPがあったので載せておきますね。
この作品がランクインしたポイントをまとめます。
・コメディ中心のエロ要素ありの内容なので青年男子にうってつけ
・たぶんブック◯フとかで安く手に入る
・「バキィィィィィィィィィィィン!!!!」などのアクションの擬音が大量に入っているためページの進みがやたら早い
サク読め本ランキング第2位:チーズはどこに消えた?
文章的には小説ですが、中身はビジネス書になっている面白い本。
この本のテーマは「気付き」と「行動」です。
2000年に刊行されたその後、IBM、Apple、メルセデスなどの世界的企業が次々と社員教育に採用された事でも有名。
最近書店に行って眺めていたら、二刀流で有名な大谷翔平選手も推薦!という帯が付いていました。
本自体非常に薄く読みやすい。
しかし発売から20年近く経った今でも色あせることなく、多くの気づきを与えてくれる名著だと思います。
上記解説内容含めランクインしたポイントをまとめます。
・登場人物(ネズミ)はたった2人だけの物語
・「挑戦」や「模索」、「気付き」など多くの示唆に富むため勉強になる
・特定の人間ではなく誰が読んでも面白い
ちなみに同書の10年後に発売された「頂きはどこにある?」も、薄い本ながら示唆に富んでいますが、「チーズはどこへ消えた?」ほどの面白さは感じませんでした。
ただ最近発売された「チーズはどこへ消えた?」の純粋続編である「迷路の外には何がある?」は、本屋で冒頭部分を立ち読みした感じ非常に面白かったので、コチラは近日読もうと思っています!
サク読め本ランキング第1位:赤川次郎の推理小説シリーズ
赤川次郎氏はシリーズ作品を多く手掛ける日本を代表する小説家で、そのジャンルの多くは推理小説です。
また小説と言うと例えば村上春樹氏でいうところ、音楽のジャンルとどんな楽器で演奏され、テーブルにはどんな食材の料理が並んでいるかが多く表現されたりします。
しかし赤川次郎氏の作品は、登場人物の「会話のやり取り」で物語がどんどん進みますので、周囲の変化や空気感の状況などを考えることなく、読み進められます。
例えば以下の文章を読んでみてください。
狭い道の両脇を埋め尽くす数多のロウソクが立てられ、獣の骸骨、その頭部がオブジェのように置かれ、その空間の禍々しさを引き立たせている。
1歩、そしてまた1歩進むごとに煉獄への道を進んでいるのではと感じられるほど、不気味な石段が続いていた。
その後、階段を降りきると、そこは広い空間になっていた。
眼前には大仰な門がドカリと腰を下ろし、5人の冒険者を待ち構えるが如く鎮座している。
5人はその異様な大門を通り抜け、奥の部屋に進む。(後略)
この文章は2015年頃に、私ikarush自作した小説の中の一文なのですが、「暗く気持ち悪そうな雰囲気」を伝えるのにこのような表現になっています。
これを赤川次郎氏の口語的な表現に変えると、おそらく以下のようになります。
「大丈夫よ、さっきの人たちについて行けばいいの」
「でもさぁ…」
「ホラよそ見しないで!暗いんだから灯りで足元しっかり見て歩きなさいよ」
「ねぇ気味悪いよ、だってこれ動物の死骸…」
「アンタいつもお化け屋敷好きだって言ってるじゃん、ここだって一緒でしょ?」
「やっと下まで着いた~何コレ門?あ、広いところに出たね」
どちらの方が「読みやすい」でしょうか。
情景的な分かりやすさは表現手法の方が良いですが、「読みやすさ」という意味では口語体の方がサクサク読めます。
その他、赤川次郎氏の推理小説がランクインしたポイントをまとめます。
・推理小説なので登場人物と同じ目線で考えながら読める
・綾辻行人氏や東野圭吾氏の小説よりもライトな感じで分かりやすい
・シリーズ作品が大量にあるため1つ読めたら次も読める
赤川次郎と言うと名作「セーラー服と機関銃」など、映画やテレビドラマになった作品も多数ありますが、氏の推理小説シリーズとして長く親しまれた「三毛猫ホームズ」シリーズと「三姉妹探偵団」シリーズが、実際に読んでいて読みやすかったのでご紹介します。
ちなみにwikiで調べたら、三毛猫ホームズシリーズがこれまでで全50巻。
三姉妹探偵団シリーズが25巻出ているとの事。
たぶん両方合わせて6~7冊くらいしか読んでないな(苦笑)。
いずれにせよ、分かりやすく読みやすい事が特徴的なのでオススメしたいシリーズ作品です。
初めての本を選ぶ方法【サクっと読める本ランキング】:まとめ

最後に今回のまとめとして、初めての本を選ぶ方法について。
そして誰でもサクっと本が読めちゃう「サク読めランキング5選」を振り返ります。
・読みたい本を読む事こそ読書における最高のモチベーション
今回は本選びが分からない方や、活字ばかりの本を読むのが苦手という方向けの本を紹介しました。
ここ数年~数十年の読書傾向として小説マンガは全然で、ほとんどがビジネス書になっているので、新たな読書をすればまたラインナップが変わるかもしれません。
ただ自分も本を読むのが苦手だったり、読むスピードが遅く、長く放置してモチベーションがゼロになることも多いので、そんな自分でもこれらの本は(それなりに)面白く読めたので紹介しました。
今後はアニメや映画などでのオススメランキング。
またシリーズとして始めたPhotoshopや、有名ブロガーの金言に耳を傾ける記事も更新して行く予定でおりますので、そちらも良かったら見てみてください。
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