今回は過去に自分で書いた内容を掘り起こし、「本の選び方」について、自論を唱えてみようと思います。
という訳で、

- 読書する本の選び方が良く分からない
- 本の選び方のコツとかあったら教えて欲しい
こんな疑問に答えます。
ちなみに私ikarushも読書が得意…と言えるほど量を読んでいませんし、本を読むスピードはもしかしたら平均よりも遅いかもしれません。
ただ一昨年2017年末頃に「最近読書してないし、たまには本でも読むかな」と意識して、最近までにおよそ50冊程度のビジネス関連書を読んでいるかなと思います。
少々期間はズレますが、過去(と今さっき)インスタに載せた既読本リストがありますので、参考に載せておきます。
目次
読書の本の選び方は「刺さるか刺さらないか」で決める
本題に入る前に自分の読書遍歴を簡単に。
小学生時代はあまり本を読まず。
そのため夏休みの宿題などの「読書感想文」が大嫌いな人間。
小学校高学年になってからはコロコロやボンボンなど。
またゲームブックというラノベみたいなものが流行っていたので、そういったマンガやラノベに目覚めたのがこの頃でした。
中学に入ると周囲は週刊少年ジャンプが基本になります。
自分は40手前の人間なのですが、「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」
「幽☆遊☆白書」や、つい先日アメトーークで放送された「ろくでなしBLUES」芸人(2019/2/21放送)のマンガがあるなど、ジャンプの黄金世代の時期にあたります。
高校になるとそのジャンプの流れにヤング誌が加わり、ジャンプ・サンデー・マガジン・ヤンマガ・ヤンサンなどなど。
少し前にドラマ化された「今日から俺は!!」などもこの時代ですね。
自分はクラスの中で「ヤンジャン担当」としてヤンジャンを毎週買って読んでいました。
クラスの仲間と、それぞれ好きな雑誌を交換して読むのは楽しかったですね。
その後入試を経て、大学在学中は古典(太宰とかドストエフスキーとか)も触りつつ、サブカル系にハマったり、小難しい解説書に傾倒してみたり。
割と雑食で色々読んだ気がしますが、この辺りから週刊誌も含めたマンガへの興味を失いました。
以降、社会人になってからはほとんどビジネス関連書で、自己啓発本などを好きで読んでいます。
そう言えば最近読んだ本に「乱読のセレンディピティ」というものがありました。
簡単に内容を話すと、乱読(色んな種類の本を色々読む事)によって、セレンディピティ(自分が過去に蓄積した知識が思いもよらず結びついて新しい発見などをする事)が起こるという話。
その他に著者が幼少のころ、母が「子供が読んではいけないもの」とした小説を隠れて読んだという話や、雑誌の編集で苦労していた時に「編集は料理に似たものだ」というセレンディピティが生れ、廃刊スレスレの雑誌がV字回復につながったというエピソードなどが盛り込まれています。
ちなみにこの本の著者、外山 滋比古(とやま しげひこ)と言えば、『思考の整理学』が有名ですね。
1986年発刊の本ながら今でも書店に平積みされ、帯には「東大生の必読書」みたいな文字が並んでいたと思います。
自分も大学時代か社会人なりたて頃に読みましたが、今の言葉で言うと「地頭力(じあたまりょく)」の鍛え方みたいな本かなと。
前述の「乱読のセレンディピティ」に通ずる部分もあると思いますので、興味ある方は読んでみると良いと思います。
「刺さるか刺さらないか」とは

読書遍歴が長くなりすぎたので、今回のテーマをここで解説します。
この「刺さるか刺さらないか」というのは、今の自分にとって「読みたい/読まなくてもいい」のどちらかという意味です。
読みたくない本は(試験の教科書じゃない限り)読まなくて良いと思いますが、「今読みたい本」と「今は読まなくてもいい本」というのは違うものと思っています。
例えば私ikarushは過去にギターをやったり、一眼レフでの撮影をやったり。
最近ではゲーム実況の動画編集をやってみたり。
そして今はこうやってSEOに照らしたうえでのブログのライティングをしています。
また書き途中のまま放置しているファンタジー小説があったり、PC上でゲームを作っていた経緯もあります。
そんな訳で「今本当に読みたい本」を選択しないと、今時分のモチベーションアップや技術力向上につながらない事もあるでしょう。
つまり、今の自分の心に「刺さるか刺さらないか」という点が、本選びにおいて非常に重要だと考えています。
ランキングを信頼して本を読むと、面白くない本にも出会ってしまう

次に言いたいことは、書店やAmazonのランキングを重視して読むと、全然面白くない本に当たる可能性があるという事についてです。
これは自分が求める「何か面白い読み物」と、世の中に出回っている「売れている本ランキング」は違うものだ、という事に気づかなければなりません。
少し極端な例かもしれませんが、仮にあなたが「なんか面白いマンガないかな~?」と思っていて、ランキングを見たら少女漫画がランキングの20位くらいまで並んでいるとします。
普段あなたは少女漫画など読まない派。
そして今は笑えるギャグマンガが欲しいと思っていて、そのランキング20位までの中でギャグマンガを探して読んでみた。
けれど何か違う。
面白くない訳じゃないけど「おっもしれぇ~!」ってほどでもない。
みたいな。
ニュアンスではなく言葉で解説すると、「あなたが求めるもの」と「世の中のランキング」は決してイコールではないという事です。
2018年のAmazon書籍ランキングの堂々1位は、春ころからずっと本屋のトップに平積みされ続けた「君たちはどう生きるか」でした。
読まれた方ももちろん沢山いらっしゃるとは思いますが、しかしもう既に未来を見越して次のステージを生きている方、生きる道を選択して動かれている方にとって、ランキング1位といえどこの本に響くものは小さいでしょう。
これら例で分かりやすいかどうか分かりませんが、「今僕が/あたしが一番読みたい本」はランキングにないかもしれないよ、という事を理解いただけたら嬉しいです。
素晴らしい1冊に出会うために

ではランキング本じゃなかったら何だろう?という話ですが、結局のところは地道に自分の目でパラパラと本を読んでみての事前確認するのが良いのかなと思います。
とは言え「どんな本が面白いか分からない」という何らかの指標が欲しい方や、「近くに大きな書店がない」という物理的な問題もあり、全ての方が容易にパラパラと読めるとは限りません。
そんな多様な状況にもカバーできるような、自分が今やっている本の探し方について、何点か挙げてみようと思います。
本の探し方その①:Twitterなどで著者をフォローする
以前コールセンター業務をする中で、長時間労働をした事でうつ症状になったという話をしました。
その記事の最後に「モチベーション革命」という本を紹介しましたが、こちらの著者の尾原和啓氏のメッセージにひかれ、その後「ITビジネスの原理」や、「どこでも誰とでも働ける」など読みTwitterでもフォローし、たまに本人にリプをしたりなどしています。
そんな中、その尾原氏と元HKTのアイドルだった「ゆうこす」こと菅本裕子さんが、それぞれの著書について対談をした内容がWebにアップされていた事がありました。
AKBグループで好きなのは最近ご結婚されたマリコ様と、「たのちゃん」こと田野優花さん。
あとHKTの朝長美桜さんは自分の同じ誕生日って事で、勝手に応援しています。
ただゆうこすの事は一切知らず。
しかし対談の内容が結構面白かったので、Amazonで彼女の書籍「SNSで夢を叶える」を購入し読んでみました(2018/6/4に購入したらしいです)。
これが中々面白い本で、自分もTwitterはおよそ9年ほど、Instagramも同じくらい利用していますが、彼女はTwitterやInstagramのマーケティング手法を自己流で見つけ出し、今のインフルエンサーの地位に上り詰めるまでになりました。
彼女は今2冊目の著書を鋭意執筆中で、発売されたら購入したいと思ってます。
もし自分が読みたい本の著者がTwitterをやっていなければ、Twitterのハッシュタグや検索をして、ファンの方や他に面白そうな本を紹介されている方をフォローしたり、先のAmazonランキングに載っている本をTwitterで検索して、本の評価などを見るのも良いと思います。
本の探し方その②: Amazonのレビューやアプリ「読書メーター」を利用する
Amazonのレビューは少しステマ臭がするので、全幅の信頼を寄せるのは難しいですが、それでも指標にはなると思います。
書店やWebで面白そうだなと思ったら、Amazonなどのレビューを確認する。
間違っても高評価や低評価をしているレビューだけを見ず、色んなレビューを見た上で購入する方が良いでしょう。
またiOS/Androidアプリの「読書メーター」など、読んだ本のレビューを書き留めたり、人のレビューを見られるものもオススメです。
読書メーターでは「お気に入りの読書家」というものがあり、TwitterやInstagramのフォローと同様、登録すると自分のTLに登録者の読書状況が流れるようになります。
「お気に入りの読書家」の探し方ですが、気になる本や実際読んで面白かった本からその人のページに行き、読んだ本のデータを眺めて登録しても良いですね。
面白いのは「オススメの読書家」という、自分の読書本が似かよった方を勝手にアプリ側が抽出する機能があり、そういうものから選択してみると本についての新たな発見もあると思います。
読みたい本のリストは、Amazonと読書メーターで管理

読みたい本の管理。
Webで見つけた際はAmazonなどに飛び、書籍を検索して「ほしい物リスト」に入れています。
参考までに自分のほしい物リスト載せてみます。
【参考】Amazonに登録しているikarushのほしい物リスト(ビジネス関連)
なおこれまで書店で見つけたものは、表紙全体をスマホで写メるというやり方でした。
Webの場合は現在もAmazonのままですが、書店での対応については先にお伝えした「読書メーター」を利用しています。
読書メーターを使って「読みたい本」を登録する方法
読書メーターには「読んだ本」「読んでいる本」「積読本」「読みたい本」というステータス項目があり、本をタップしてそれぞれの項目に入れ替えるという事が出来るようになっています。
また「バーコードから本を登録」という操作を使う事で、本の詳細データを取ったまま「読みたい本」の中に入れる事が出来るようになっています。
以下に、その操作方法を案内します。
①「本を管理」メニューを選択し、画面右下の丸い緑のアイコンをタップする
②タップするとそのアイコンの上に「バーコードから本を登録」という項目が出るので、こちらをタップする

③画面上部にバーコードリーダーのカメラが表示されるので、枠の中心にある赤線に登録したい本のバーコードが収まるようにする。

④するとカメラ下に当該の本のデータが表示される。問題なければ画面下の「登録する」をタップする。

⑤登録先の読書ステータスとして「読んだ本」「読んでいる本」「積読本」「読みたい本」が出るので、(購入してない本を登録する場合は)「読みたい本」をタップする。
⑥実際の「読みたい本」欄には、今登録した本が表示される。

⑦ちなみに本の購入について。
この画面の本画像をタップすると各種ステータス変更の他、Amazonにも飛ぶようになっているので、そこから購入する事も可能。
読書の本の選び方は「刺さるか、刺さらないか」で決める:まとめ

最後に話をまとめます。
- 本の選び方:「今、心から読みたい本かどうか」で決める
- 本の探し方①:Twitterで好きな本の著者をフォローして情報収集する
- 本の探し方②:スマホアプリ「読書メーター」で自分と似た本を読む人をフォローする
- 本のリストアップ方法①:Amazonのほしい物リストをつかう
- 本のリストアップ方法②:読書メーターの「読みたい本」を活用する
これが、私ikarushがオススメしたい本の選び方とリストの作り方になります。
過去に「この前読んだベストセラー本、全然ベストセラーじゃなかったわ…」という経験ももちろんあり、仮にその本が2,000円、3,000とした場合、もっと他に良い本があったんじゃないか…などと考えてしまう事もありました。
今は本も情報も沢山溢れているので、その情報を上手くつかみ、自分の中で整理整頓出来れば、自分の心に最適な本選びが出来ると思います。
本選びで困っている方、読みたい本の整理方法を模索されている方は、上記の方法を一度試してみてはいかがでしょうか。
書きかけの小説も載せてみる
最後に自分の書きかけのファンタジー小説のURLを載せてみます。
この作品、概要としては自分が昔からやっているTRPGというアナログゲームがあるのですが、そのゲームの中で遊んだ内容を別途小説にし(ようとし)たものです。
見出しに書いた通りまだ「未完」でして、最後まで読む事が出来ません。
ちなみに文字数は確か12万字くらいだったと思います。
別段これについて感想が欲しい訳ではないですが、まぁ興味があったら読んでみたら…程度にしておきます(苦笑)。
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