ブログやWordPressに使う無料画像サイトは分かった。
さあダウンロードして貼りつけよう。
と言うことで、Webの画像をなんとなく適当に選択して、ただ貼りつけるだけの操作をしていませんか?
表示する画像の見栄え自体にSEO対策効果はありませんが、あなたのブログを見る人によって、画像の印象から文章に書かれる内容の受け取り方も変わるでしょう。
上記の内容を受けて今回は、

- 画像の良し悪しとかWordPressでの使い方が知りたい。
- WordPressに設定する最適な画像の選び方とかあるの?
こんな方の疑問が分かる内容になります。
このブログを読めば、人のブログの画像の良し悪しが分かる他、自分が普段撮る画像の良し悪しも分かるようになるでしょう。
目次
WordPress画像の最適な選び方

人のブログの表示画像を見ていて「ん?」と感じた事はありませんか?
もしくは、もっと良い画像であれば文章も映えるのに…と思ったことはないでしょうか。
自分は趣味での一眼レフカメラ撮影経験が7年ほどあるためか、光の使い方や画像の画角、何にピントを当て何をボカすか、その画像は何を物語っている・何を写したがっているのかなど、1枚の画像から様々な情報を読み取ることが出来ます。
そんな訳で文章とセットで載っている画像からも的確な情報を読み取り、その画像が文章に合っているのか、それとも違和感があるかを明確に言う事ができます。
結論を先に伝えると、以下のような点で画像の印象は変わります。
- ブログに載せる画像の統一感
- 見出しや文章に掲載した画像が合っているかどうか
- 画像の雰囲気は見出しや文章と相違ないか
- 画像モデルの表情や視線の向きも意識しているか
もちろん画像を知らなくてもカンで出来る人、デザイナーなどの経験から出来ている人などいらっしゃるので、撮影が出来なくても問題ないのです。
しかし、たまに「ん?」と感じる事があることも事実。
そんな訳で、画像の選び方について解説していきます。
画像の選び方①:画像かイラストかを統一する

まず1つめは、アイキャッチ画像に載せる画像。
そして、ブログ記事に載せる画像を統一しようという話です。
私も自分と同じ「素人ブロガーさん」のブログを多く拝見している訳ではないですが、人は誰しもブログ画像から統一感みたいなものを感じます。
例えばあなたがGoogle検索からとあるブログにアクセスして、イラストや画像がバラバラに、写真も外国人モデルや日本人モデルがバラバラに載っていたらどう思うでしょうか。
多彩な画像を使いこなしているサイトだな。
と、感じるでしょうか。
そう感じる人は実はあまり多くありません。
多くの人は、なんでイラストと画像とバラバラなの?せめて記事毎、交互にアイキャッチ画像にすればいいのに。
統一感ないなぁ。
口には出さずとも、意外にこんな印象を与えてしまう可能性が高いです。
統一感という意味ではイラストでも画像でもない、別の画像と言う手もアリです。

【参考】働かない努力
上記サイトはビビ丸さんという方が運営しているブログですが、こちらのアイキャッチ画像は「自分で書いた字」になっていて、パッと見おもしろいなと感じました。
別にオリジナル性を狙わないといけないという事はありませんが、例えば特定のカテゴリーテーマはイラスト、それ以外は画像を使うなど、ある程度の統一感をブログから感じられると良いでしょう。
画像の選び方②:記事に載せる画像は記事を書きあげてから探す

自分以外のブロガーさんが、いつどのタイミングで記事の画像を選んでいるか分かりませんが、自分の画像選択タイミングとしては「記事を書きあげてから」探すようにしています。
何故かと言うと、ブログ記事のタイトルなどは既に決まっているかもしれませんが、ブログ記事内の見出し(H2など)や文章が、どんな内容なのか頭の中でしか分からないからです。
SEO効果がないにしても、見出しごとの画像イメージの最適解があるとすれば、見出しやその文章の内容に合っているかどうかが重要になるでしょう。
それなのに、ブログ記事のタイトル(H1)しか決まっていない段階で画像を探すのは、プラモデルの組み立て前に色塗りをしたり、細かなデカール(≒シール)を貼るようなもの。
まずはある程度の組み立てをしてから、画像を選ぶようにしましょう。
画像の選び方③:画像の明るさや光源の状態から印象を考える
少々実践的な話になりますが、次は画像の明るさや光について。
これは撮影についても同じことが言えますので、ライティングを意識した撮影をしている方は無意識でやっている事とも思えます。
まずは以下の画像を見てみてください。


分かりやすく、上段の画像は雰囲気が明るいもの。
逆に下段の画像は雰囲気が暗いものを載せてみました。
明るい画像を見ると人は「良い・ポジティブな印象」を。
そして暗い画像を見ると「悪い・ネガティブな印象」を受けます。
ただし画像の選択する側、ブロガーさん側の理論にはその明るい暗いの他に「好き」や「面白い」という印象から、その画像を選択する事もあるでしょう。
1つの画像を見て、世界中の多くの人はほとんど同様の明るい・暗いという印象を受けますが、「好き」かどうかは十人十色。
黒人だからこの画像は暗く感じる、アジア人だからこの画像は明るく感じるという事はありません。
何が言いたいかと言うとそのブログ記事、その見出しの内容が明るい方向・暗い方向にであるかどうかによって、画像の印象も変わるという事をお伝えしたいのです。
続いても印象の話ですが、次の2枚の画像を見てください。

次に下の内容を読んでから、この2枚のうちどちらが、書き手の「現在の気持ちを表しているか」を考えて選んでみてください。
毎日仕事がツラく、人間不信に陥った。
そして精神がダメになって家から出られなくなってしまった。
そう、ボクの人生は終わったのです。
でもその後、通っていた精神科の先生からこんな言葉を聞いた。
「逃げても良いんだよ。でも落ち着いて頑張ろうと少しでも思ったら、動き出すとまた新しい風景が見えるもんだよ」
この言葉を聞いて以降、少し前向きに頑張ろうと思えるようになった。
ボクはまだ立ち直れていない。
けれどボクは新たなる道を進み始めたんだ。
2枚の画像について、絶対の正解はありません。
しかし「前向きに頑張ろうと思えるようになった」という言葉から、明るい方に身体が向いている画像の方が、現在の気持ちを表しているだろうと感じます。
もちろんこの文章から「闇(うつ)に戦いを挑む」ととらえて、暗い方向に走りだろうとする画像を選んでも良いかもしれません。
ただ人によっては「暗い方向に逃げる」もしくは「暗中模索(暗闇の中を手探り探すこと)」や「五里霧中(迷って方針や方向が見えない状態)」のように感じる人もいるかもしれないと、考えられると良いですね。
画像の選び方④:人の表情や視線・身体の向きから方向を考える
直前の画像にも言える事ですが、人は視線や身体の向きから、その方向へ注意を促される事が分かります。
上に掲載した2枚なら「暗い方向に/明るい方向に 進もうとしている」という事です。
また悩んでいる表情は困っている事が分かりますし、笑顔の画像は楽しんでいる様子や気分が見て取れます。

これらを無視はしなくても「なんとなく」で選択して、見出しや文章の内容と異なる画像を選んでしまうと、読んでいる側としては印象のミスマッチが発生して「ん?」と感じてしまう。
例えば「SEOを色々施策しているけど数字が上がらない」という見出しと内容で、暗い画像であれば「頑張っているだろうけど難しそうだな」と感じでしょう。
他にも「Happyな気分になれる映画5選」と書いてあって、微妙な表情の画像だったり、景色は明るくとも遠くをぼんやりと眺めている画像だったら、読んでいる側は「Happy?」と感じるかもしれません。
これらについても絶対の最適解はないかもしれませんが、表情や向きに注意が向く事を理解していると、画像選択においても読み手に意識に向くようになります。
WordPress画像の最適な選び方:まとめ

今回は画像視点での気づきや印象について、以下の事柄をお話ししました。
- ブログに載せる画像の統一感
- 見出しや文章に合っているかどうか
- 画像の明るさは見出しや文章と相違ないか
- 画像モデルの表情や視線の向きも考える
1つめはイラストや画像など、載せる位置(アイキャッチ画像や見出しの下など)で統一感を持たせましょうという話。
2つめは、見出しや文章と掲載する画像の印象はあっているかという話。
3つめに、画像自体の明るさや暗さによって人の印象は変わるという事。
4つめでは、画像内のモデルの表情や視線・身体の向きなどで、見る人の注意喚起を行えるという話です。
常に全てを意識しなくても頭の片隅にあるだけで、画像選びや画像の見方が変わってくると思いますので、画像の見方について少し考えてみると良いでしょう。
また今回挙げたポイント以外にも様々な情報を画像から受け取る事ができます。
そんな画像から、新たなる気づきを感じてもらえたら嬉しいです。
なお前回、「会員登録不要で無料画像がダウンロードできるサイト11選」という記事も掲載しました。
無料画像のダウンロードサイトでお悩みであれば、こちらも参考になると思います。
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