書籍レビュー:ゲーム屋のお仕事

コチラも4ヶ月くらい前に読んだ本。
購入はBookOff。200円でした。

ゲームに、ゲームクリエイトに興味があるので購入したのですが、時代が時代。
今から約10年以上前の、現在のスマホのネイティブアプリ(アプリをダウンロードして遊ぶタイプのゲーム)以前に、昔のソシャゲ(GREEやMobageなどがやってた釣りスタや怪盗ロワイヤルなど)さえもなかった、おそらくPS2やNintendo64などの時代に書かれた本だけに、少し雰囲気が違います。

 

今も昔もゲームクリエイターはつらいよ

という話がわんさか載っています。

詳しくは分かりませんが、このPS2などが出ていた時代の前、SFCの頃なのかPS1の頃なのか。詳細不明ですが、ゲーム業界もバブっていた時代があり、その頃はゲームに潤沢な資金が流れてプロデューサーやディレクターは左うちわ、適当にゲーム出してれば金になる時代があったそうです。

それに比べ、今から10年以上前のこの書籍が書かれた時代は、資金難に苦しみ倒産する制作会社もある中、マスターアップ(ゲームソフトの完成)のために連日連夜、職場に徹夜して作業する…という事が永遠語られている。

もちろん現在もバグがあったり、大型のイベントやら、市場や企業からの急な方向転換があったりする際は泊まり込みでの作業などはある。
が、市場規模はグローバル化にも伴い大きく発展し、ゲームもローカライズ(日本語から欧米圏の言語に翻訳する事)を行う事で、売り上げを伸ばす事が容易に出来るようになった。
(※ただローカライズすればOKって訳では決してないが)

またPS4やWiiU、Switchなどのコンシューマゲームのハード機を持っていなくても、それこそスマホや、PCであればSteamなどのプラットフォームが生れたおかげで、個人や小規模人数でのゲーム市場参入が容易くなり、敷居が低くなった感が強い。

とは言えゲームはゲーム。

企画から製作、そして恐怖のデバッグ作業…と、マンパワーが必要な場面は多々あるが、個人でもUnityを使ってのゲーム制作など、仕事⇒趣味としての創作活動へのライフワークが増えるようになり、今後も企業や個人の枠がどんどん希薄になっていくんだろうなぁと思う。

個人的なゲーム制作はRPGツクールの域を出ないけど、近い将来、個人で100万ダウンロードのゲームなどが世の中に出る時代が来るんだろうなぁと。勝手に期待していますw

ではまた~(*‘∀‘)ノシ

 

[追記]
文中取り上げた「釣りスタ」のフューチャーホン時代の画像とか載せようかな~と思って調べたら、現在のネイティブアプリ、それも現在はVR対応など行い継続しているゲームなんだと知った。
釣り自体、FF15内の釣りミニゲーでさえ全然遊んでないくらいに興味ないけど、10年ほど前のIPが現在も遊ばれているっていうのは凄いなぁと感じました。

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